昨晩報告させて頂きました屋根工事に続きます。
屋根材の選定にてガルバリウム鋼板での施工のご報告をさせて頂きましたが、実は金属製の屋根には避けられない大きな弱点が二つあります。
その弱点とは…先ず一つ目、遮音性が悪いという点です。雨降りの日には、即体感していただけるでしょう（笑）
薄くて軽くて丈夫なのですが音には弱いのです⤵︎⤵︎⤵︎
雨のパラパラと降る音が室内まで響きます。雨降りが直ぐに分かるので洗濯物を気付かないまま濡らしてしまう心配はないのですが…やはりあまり良い事ではないと思います。
二つ目は…断熱性能の弱さです。
金属製の屋根は、夏は車のボンネット同様に非常に熱くなります。
通常、屋根裏には断熱材が敷かれますが、一般的なグラスウール断熱材では音も熱もまともに遮る事はできません。
そこで、弱点二つを同時に解消できる断熱材を屋根裏スペースに施工致しました。
一般的なグラスウールの約10倍のコストはかかりますがその性能には驚かれると思います。
先ずは写真をどうぞ
まるで鍾乳洞の様でしょ？（笑）
施工動画もご覧下さい。
どうでしょうか？面白いでしょ？
これが私の大好きな発泡ウレタン断熱材《アイシネン》です‼︎
類似した発泡ウレタン系の商品が色々あるのですが…これは別格です。
断熱性能に加え遮音性にも優れているのはもちろんの事、水分の吸着が無い為（厳密に言いますと水分を吐き出す性質がある）壁の中で結露が発生しても断熱性能の劣化が無く半永久的に性能が落ちません。類似品はコストが低いですが、水分吸着がある為グラスウール等と同様に経年変化による断熱性能の劣化が起こります。
断熱性能、遮音性能だけを比べますと両者甲乙つけがたいのですが、私がいつも考える《お住まいになられてからメンテナンスコストがかからない家造り》の点からこのアイシネンをオススメし、施工させて頂いた次第です。
以前に、リビング25畳に吹き抜け、更に吹き抜けより二階の廊下部分、更には階段を抜け玄関ホールへと、空間が壁無しで繋がる間取りのお家を設計施工させて頂いた事があるのですが其方のお家にもやはり断熱材にアイシネンをチョイスさせて頂きました。畳数に致しますと約50畳程にもなる空間になりますが、真夏にエアコンを使われても電気代が２万円にも満たなかった実績に私自身ビックリした経験があり、自信を持って強くオススメできる断熱材と改めて実感しております。
生活をされるに当たり光熱費の節約は非常に有難いですよね？
夏も冬も快適に過ごして頂き、且つ光熱費は抑えられる、そんな夢の様な商品なのです。
目に付く所にお金をかけるのも良いのですが、見えない所にお金をかけたお家の快適性もなかなかの贅沢ではないでしょうか。
此方のお施主様は既にお住まいになられておりますが、年末よりエアコン1台のみの運転でお家全体が暖かく快適この上ないと喜んで頂けました。もちろん電気代も以前のお家よりも遥かに安くなり本当に良かったと。私も非常に嬉しく思います。
皆さまも是非参考にしていただけたらと思います。
では明日もまた続きのご報告を致します。
おやすみなさい…