先ずは上棟御幣から…
写真の物が御幣です。おかめを付けるのは京都特有だそうです。
また、おかめを御幣に付ける様になった由来にこんな言い伝えがあります。
鎌倉時代に現在の京都市上京区にある大報恩寺の本堂(釈迦堂)を作った大工の棟梁(高次)は、大事な柱の寸法を間違い短く切ってしまいました。そのことを知った妻のおかめ(阿亀)が枡組を使うようにアドバイスし高次は無事に本堂建築の大任を果たすことができました。
しかし、おかめは女のアドバイスで棟梁が仕事を完成させたことを知られてはいけないと本堂の上棟式を待たずに自らこの世を去ってしまいました。高次は上棟の日、妻おかめの冥福とお堂の無事を祈っておかめの面を御幣に付けて飾ったと言われています。
この話を伝え聞いた人々が、貞淑で才知に長けたおかめ(阿亀)の菩提を弔う為に、大報恩寺の境内に宝篋印塔(おかめ塚)を建てました。
しかし、おかめは女のアドバイスで棟梁が仕事を完成させたことを知られてはいけないと本堂の上棟式を待たずに自らこの世を去ってしまいました。高次は上棟の日、妻おかめの冥福とお堂の無事を祈っておかめの面を御幣に付けて飾ったと言われています。
この話を伝え聞いた人々が、貞淑で才知に長けたおかめ(阿亀)の菩提を弔う為に、大報恩寺の境内に宝篋印塔(おかめ塚)を建てました。
この言い伝えから、大工の信仰を集め今日でも上棟式にはお多福の面を着けた御幣が飾られるようになったそうです。
感慨深いお話ですよね。
私もこの言い伝えにあやかり、工事の無事完成、お施主様のご繁栄を願いこの御幣を用意致しました。
工事の進捗状況ですが、間柱、筋交いも取付完了し、外壁工事、ベランダ防水工事の下準備まで進みました。
センチュリーボードとは正式には『硬質木片セメント板』言います。
比較的短い木片とセメントを混練圧縮成型したボードの通称です。
これで防水工事の下地が完了です。
防水にも色々な工法がありますが、今回はFRP防水を施工します。
またFRP防水については写真と共に紹介したいと思いますのでお楽しみに!
私も昨日からは現場管理だけではなく電気屋としての配線工事頑張っております。
電気屋目線でのコンセント、スイッチ配置、魅せる照明を紹介できたらと思い頑張って配線しております。
1日無事工事が進んだことに感謝し、また明日も引き続き頑張って参ります。