“ 人生とは

幸せになる旅ではなく


最初から幸せだったことに

気がつく旅 ”



目が見えて


手が動いて


歩けて


息ができる



当たり前じゃないと気づかせてもらった


16-17歳の長い病院生活で

一番仲良くなった友人は

結局背中から首まで転移が見つかって

ベッドを起こすこともできず、


まっすぐ寝たきりで

咳もできないから、


痰が詰まって

最終的に

息をするのも

呼吸器をつけていた。



年上のとても綺麗なお姉さんだった。


新婚さんだった。


入院する半年前に結婚式をあげていた。


すごく綺麗な人で

優しくて


退院したら、

一緒にあちこち連れてってあげるね!って言ってくれてて楽しみにしてた。



彼女は

私が退院したあと1ヶ月か2ヶ月後に亡くなった。



私は退院した時は

まだちゃんと普通に歩けなかった。


松葉杖をつきながら、

なんとかリハビリしながら

短い距離を歩けるようになった。


今では私が人工関節で

障害者だということをわかる人はほとんどいないくらいになった。



当たり前は

当たり前じゃなかった


これを

毎日

心にとめて過ごしていこう



10億円あげるから

あなたの右目をください

と言われて交換する人はほとんどいないだろうし


100億円で両足と交換と言われてもあげる人は少ないだろう




目の前の当たり前に見えるものすべて


生まれた時にすでに与えられた


宇宙からの贈り物