今日は歩活。


なんとなく午前中、遅くとも1:00 2:00ごろまでには帰宅するスケジュールで収まってきました。


東向きか南向きに歩くのが好き。太陽に向かいつつ徐々に日が頭上に動くパターン。


厚く雲が垂れ込めるとか、小雨がパラパラという日は西か北方向に向かう。


歩活リストを作って、本日に適したルートを選ぶ。


電車の駅から違う電車の駅までとかね。


これは、冬パターンなので、夏はどうなるかな。


今日は神社巡り。

神社って歯医者より多いので、実はそこら辺にいくらでもあって、気づいていなかった神社を巡っている。

御朱印が貰えたら貰う。

最近は社務所に誰もいなくて、QRコードを読み込んでネットで御朱印を貰うところもあって。

なんかタイミングを逃して貰いそびれる。

今日は貰えました。というか買わせていただきました。

さて、昨日から今日にかけて読んだのは、有吉佐和子著の「青い壺」。

これまた週刊文春連載の林真理子氏のエッセイで、最近注目されていると知ったから。


青磁の壺が、色々な人の手に渡る。それらの人達のストーリーがオムニバス形式で語られる。

どちらかというと中高年の人たちが話の中心で、中高年あるある的な展開。

読みやすい。

個人的に印象に残ったのが、老婦人が昔を懐古して一人語りをする章。

英仏に滞在歴があり、その時に求めた一流の食器類、銀の燭台等を並べて、イブニングドレスに身を包み、クオリティの高い宝石類を身につけて、メイクもヘアーもバッチリで、花を飾り音楽を鳴らして、フレンチのフルコースを嗜む。

実はこれ戦時下なので、ジャガイモとサツマイモだけで夫が料理を用意し、ワインなどはたまたま手に入った日本酒。


それを、これはビシソワーズだ、これはホロホロ鳥のトリフソースがけだ、これはボルドーのワインだとか言いながら夫婦で食す。

段々その気になっていく。

花は庭のかぼちゃの花。

食器類は全て防空壕の奥深く収納していたものを出してきて、銀器はピカピカに磨き上げて用意したらしい。

これほど豊かな食事はなかった、と老婦人は語る。

実は翌日空襲で、一流の食器も、宝石も、イブニングドレスも全て全て消失してしまったという。

いつかはなくなる。いやいつなくなるかわからない。

配給の芋類しか無い時に、豪華な食器を使ってもねぇ、素敵なドレスを着てもねぇ、見事な宝石を身に着けてもねぇ。と繰延にしていても、それが使える明日は来ないかも。。。


キリギリスもアリも、ずーっとどっちかだけっていうのは、不幸な気がする。


Die with zero.って本もありましたが、お金持って死ねないわけで、どこでどう使うのか、考えどころです。。。


ちなみに、上のお話ではかぼちゃの花をいけてあったのが青磁の壺。花器向きなのですかね、この壺は。


ただし、「青い壺」で人々を渡り歩く青磁の壺は、これとそっくりで、それを見た老婦人が思い出して語り出す、という展開でした。


さて、全編読むと、物の価値とか価格ってなんなのだろうって思いましたね。


この壺の運命もまた、興味深い。