秋田 横手神明社 | 木うそGALLERY

木うそGALLERY

九州・大宰府天満宮が発祥と言われる木うそ。
その素朴で愛らしい姿形は見るものを虜にし、
飽くなき収集欲を掻き立てる。
このブログでは筆者が集めた日本各地の木うそを画像とともに紹介する。ここ数年で鷽コレクターも増えてSNSで発信される事が多いようです。



秋田県横手市にある横手神明社では御祭神の一人として菅原道真公を祀っていることから、平成31年1月25日の初天神に祭典、翌26日に鷽替えが行われました。同神社での鷽替え神事は初めてで、当日は12時と15時の2回行われ、合計500人が参加しました。鷽替えは関西の大阪天満宮と同様の形式で、初めに参拝者に無料で鷽替え札の入った封筒を配布し、進行役の合図でその場にいる参拝者と封筒を次々と交換。終了の合図により交換を終えると一斉に封筒を開封し、当たり札が入っていた人には鷽鳥をモチーフとした金、銀、銅のプレートや木鷽が授与されます。鷽替え当日は出店や地元ゆかりの着ぐるみを着たキャラクターが祭を盛り上げてくれます。令和3年(2月23日催行)から感染症対策の為、参拝者同士ではなく、着ぐるみを着たキャラクターと鷽札入りの封筒を交換しました(令和4年は5月23日催行)。木鷽は購入も可能で大(1200円)と小(800円)の二種類が有ります。昨年まで、大には前面、小は背面に横手神明社のゴム印が押され、頭頂部は青色に彩色された鷽でしたが、令和4年から樹皮を残して、大小ともに前面に神社印が押された姿にリニューアルされました。また社務所で鷽の護符(1000円)も頒布されています。

梅1横手神明社梅1

秋田県横手市神明町7-2

JR「横手」駅東口から徒歩約10分