お互いに何度か、お茶をしてる内に
気持ちも接近してしまったようで、
春を待てずにこちらから誘ってしまいました。
彼女のBIKEにタンデム(二人乗り)して峠に行きました。
まだ山は凍える寒さだったことを覚えています。
気の利いた場所へは行けませんでした。
(彼女が峠を走ってみたいと言ったので)
行く途中の喫茶店で小一時間ほど話をして
峠の帰りのファミレスで食事して、それでもお互いに(多分)
離れたくなくて、3時間ほどいました。
走っていた時間よりも話していた時間のほうが
長かったようにも思えました。
彼女を家の近くまで送って行き、周りの目もあるので
あっけなく別れました。
バイクは後日、彼女が会社に取りに行くとのことで、
会社の裏に置いていつもの通勤電車で帰ってきました。
空いている電車に乗れた、そんな小さなことにも
喜びを感じていました(休日だし)。
彼女はわたしより2歳年上でした。
背は低かったけれど、でもちょっと生意気!
中学時代の彼女のことは全くわたしの記憶には有りません。
こちらが勝手に好意を持ってしまったのが、
いけなかったのかも知れません。
程なくして、上司からその人の結婚のことを聞きました。
何気ない振りで聞いていましたが、もう目の前は真っ暗、
平常心を保つのがやっとでした。
皆様もおそらくご経験が有るかと思いますが、
一度、心の高ぶりを覚えてしまうと
まるで、熱病に罹ってしまったかのようになり、そして
もう理性では感情は止められなくなってしまうことがあります。
むりやり抑えつけようとすると、余計に大きくなってしまいます。
しかし、どんなに感情の昂ぶりを感じても、行動には移しません。
そんなことをすると、培ってきたわたしのROCK魂に
「かっこ悪い!」と言われそうだから。
そしてそんなことをしても何にも変わらないと
いうことも判っていました。
ダスティン・ホフマンの映画「卒業」のようにはいかないさ!
日本だしね。 傷つく人が多すぎる。
何より彼女の困った顔を見るのが一番辛い。
少しは辛い会話もありましたが、その辺は割愛させていただきます。
もちろん感情的にはなってませんよ。
元々、自分の感情を他人に押し付けるようなことはしません。
彼女はわたしの気持ちを分かっていました。
そしてわたしもまた彼女のわたしに対する思いも
はっきりと分かっていました。(自惚れでは無く)
でもそれでも、諦めるより他に仕方がないです。
お互いに子供ではないし・・・。
彼女は親の決めた見合いで結婚すると言ってくれました。
結婚予定の相手にはそれほど思い入れもないように感じられました。
(そこは言わないひとでした)
ちょっと長くなりました・・まだ続きます、もちろん)
