西海岸の海から数百キロ離れた大陸の空、青く高く白い箒で掃いたような
筋上の雲が高くはるか、まるで意思があるかのごとく自然との調和を彩っている。


ともすると何のためにこの場所にいるのかさえ忘れてしまいそうな、
そんなちっぽけなわたし・・。
大地の広さ、人間の面白さ、文化の違い。
そうだ!何千年も自然との調和を大事にしてきた、先住民族○○○族の居住区に行こう。
(もう何族か憶えていないので適当な名前も書けないちっぽけなわたし・・。←またか?)

自然との調和、己を空しくして生きる生き方が210年前には厳然としてそこにはあったことでしょう。
癒しと清浄、そして調和、我が日本国にも通じる観念がそこには生きていたはず。
同じモンゴロイドだしね。

その場所はエルパソ郊外にもあります。バスに乗って約1時間

「こっちの路線のほうが早くいけるよ~」とのスペイン語訛りの英語を話すドライバーの親切を無視して、
遠回りし市内観光さながらその先住民族の保護区へと向かいました。
やはり観光地よりもありのままのUS(ユナイテッドステイツと皆さんは言います)を
見てみたいよね。


郊外の家々は土地が広いので大体が1階立て、家の前に庭があり必ず裏庭もある。
芝生等の手入れは自分たちでしないといけないらしい。強制。

その市街地を過ぎるといきなりひろ~い公園みたいな広場が現れ、
赤い土壁の建物(当然1階建て)が目に映える。

ここだ!ここが先住民族の保護居住区だ!
東京で乾いたわたしの感情を動かす何かがあるかもしれない!
感動に打ち震えるわたしの前に・・・

「入場券を買え!」と無粋なお方が現れる。
(確か買わされたような、だいぶ前の話なので・・。)
頭を剥がれるといけないのでお金を払い
土壁の部屋に入ると薄暗い中で先住民族の方が民族衣装を着て
当時の暮らしを彷彿とさせる営みをぎこちない動きで再現していました。
まるで佐渡島の金を掘る動く人形のよう。
ちょっと様子がおかしいと思ったのですが・・・。
まあ昔ながらの暮らしは素朴だし、こんなもんかなと自分を納得させ、
次の部屋に移動すると暗めの部屋には・・・お土産物コーナー!!!
仕方がないので記念に(何の記念だか?)目にも鮮やかな真紅のTシャツを買いました。
中央にはその何とか族伝統の模様が描かれていて、これは気に入って着潰しました。
$20・・だいたい高いTシャツはどこに行ってもこの値段。

そしてネイティブアメリカンは普段は普通のアメリカンライフを楽しんでいると思われました。
逞しく生きろよ!ネイティブアメリカン。そしてわたし・・・。