装備マニアの方、どっち派でしょうか? | 雑記

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僕はエモノより装備の蒐集に傾倒している人間性です。

全国のゲーマーさんで装備loveの方をたくさん見てきました。神レベルといえる蒐集家の方々も多く、本当に参考になりました。

しかしこういった人たちの多くに共通するのは、

「良い具合に汚れ、へたり込んだレア装備」

を好んでいます。やはり写真や画像から勉強されている方々にとって、いかにも戦地・前線に赴いている感じをすぐに演出でき楽しめるのがキモでしょう。
(小物・色・年代にもこだわりますが、今回は無しということで…)


また他の強みとして、新品購入よりもコストが安く、モデルチェンジが激しい相場のためプレミアもつき、多少汚れていても整備を省略できて多額に転売が可能といったところでしょう。何よりも効率的かつ好意的な交流を目的にした転売により、さらなるコネクションが広がるのが「レアアイテム」の醍醐味です。



ですが僕の場合、古かろうが新品だろうがあまり装備を汚したくない性分です。
f^_^;

もったいないのもあるんですが、普通にゲーム参加でいつもいやほど汚れるので敢えて汚す必要もないからです。また汚したら必ず整備してキレイにします。
高い装備は一生ものと考えていて、汚したまま劣化を促進したくないですし…


何よりも組織化された軍隊は年代・国の違いに限らず、必ず訓練・演習はもとより実戦においても、

「身を綺麗にしてから任務に臨む」

からです。中古の服でもアイロンまでしっかり済ませ、泥にまみれた靴は水洗いして靴墨で光らせます。(砂漠用のスエードブーツはシャンプーして毛羽立たせます。)

組織化された部隊の精強性とは最大限の「統制」にあり、指揮官及び統裁官はその統制の度合いを図るため、隊員一人一人の服装に至るまでしっかりと検閲します。(「死に際は一張羅」という軍隊の俗語はただの風説)

ミリタリーフォトにおける服の汚れは、作戦・任務に邁進するための瞬間を捉えただけに過ぎず、混在した装備の類は通常作戦規定(SOP)における服装統制を阻害しない程度に身につけているからです。服装・装備が統一しない写真は、あくまで作戦地域や内容で変化しているだけに過ぎません。


一度新品のレア装備をつけたとき、「背伸びした新兵みたいやな」とからかわれたこともありましたが、汚すよりむしろきれいな方が、軍人さんにとっては格好いいようです。