宮澤賢治 「やまなし」 絵希夙
そのとき、 ドブン。
黒い円い大きなものが、
天井から落ちてずうつとしづんで
又上へのぼつて行きました。
キラキラと小金のぶちがひかりました。
・・・
なるほど、そこらの月あかりの水の中は、
やまなしのいい匂ひでいつぱいでした。
三疋はぽかぽか流れて行くやまなしのあとを追いました。
その横あるきと、底の黒い三つの影法師が
合わせて六つ踊るようにして、
山なしの円い影を追ひました。
宮澤賢治の自然描写を絵にするのは至難の技です
言葉から生まれる自分の中の想像に追いつけないのです
必死にとめた1枚です![]()
原画は 宮澤賢治童話村で見てみてください![]()
岩手 花巻は 国体が終わり
童話村も
静かにおりてくる 冬の気配を
感じておられるのでは
残り短い 美しい 秋を
童話村で
白鳥の停車場
花巻市 宮澤賢治童話村
希夙の宮澤賢治原画展は
10月30日までです![]()
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