『沢蟹酒造』
絵 希夙 (水彩)
「森のみんなに、
沢蟹たちが、
『今年も、やまなしが 、
よく熟れて
落ちてまいりました。
小枝に引っかかりましたので、
2日ばかりで沈んだら
ほどなく
美味しいお酒になりますので、
どうぞ、いらしてください。』
と、
コビトのお手伝いで、
招待状を作っているところです。
沢蟹酒造のみんなは、
沢山の動物や虫が
やって来て、
お祭りになるので
毎年、楽しみにしています。
今年生まれた子どもたちは、
あんなん
こんなんして、
いろんな動物に
遊んで貰えると聞いて、
嬉しくってたまりません。
でも
ただ一匹
社長だけは、
機嫌が悪いんです。
それは、お酒がものすごく大好きで、
みんなに分けてあげるのが、
もったいないと
思っているんです。」
