正月に我が家に滞在していた、もうすぐ5歳になる孫娘の話。

1月2日午前中、次女夫婦が海浜幕張まで買い物に行くと、孫娘を置いて行った。

親の買い物に付き合いたくない孫娘は、家に居たいらしい。

いつもは時間制限のあるゲームも制限なしで出来るから。

孫娘は一心不乱にゲームしてるので、私は家事をしつつ声をかける

おやつまだいらない?

ゲーム面白い?

それなりの返事は返ってくるが、大人しくゲームを続行。

さすが令和っ子。

しばらくすると、さすがにゲームにも飽きたらしく、おやつにココアを入れると喜んで飲んだ。

ポテトチップスの袋を開けて、中身のチップスが何に似てるか当てるクイズをすると、いろんな答を自分で言って自分で笑っていた。

孫娘にとってお財布はじいじで、遊ぶ相手は私らしい。

孫娘のお喋りは、話をちゃんと聴いてくれる相手を求めているようだ。

私も、ばあばになってから孫の話に付き合える余裕が出来たものの

自分の子育てでは、子どもの話に真摯に耳を傾けていたか自信が無い。

毎日子育てに必死だったから、あまり覚えてないなあ。

そんな、ばあばの孫娘の話の傾聴の仕方は?

そう、おうむ返しの技。

孫が「あのね、かくかくしかじかなんだよ」と言うと。

「そうなんだ、かくかくしかじかだったんだね」と肯定する。

自分の言った言葉が肯定的に返って来たら、相手は自分の話を聴いてくれてると思うみたいだ。

なので、どんどん話が広がる。

子どもって、大人にちゃんと話を聴いて欲しいのだ。

近く引っ越し予定の孫娘、幼稚園を変わるかもしれないので、それとなく幼稚園変わっても大丈夫かと聞いてみた。

すると、

「〇〇ちゃんは、幼稚園で嫌われてるから変わってもいい」

と、言った。

私「え、嫌われてる?そんなこと無いでしょう」

孫娘「〇〇ちゃん、いろんな事みんなにダメって言われて、ダメな子だから嫌われてるの」

私、唖然とした。

孫娘「でもね、仲良しのお友だちも二人いるよ」

私「二人・・・」

私「そうか、二人もいるんじゃ楽しい時もあるね」

孫娘「うん」

その後、喋り疲れたのか孫娘は自分で布団まで行き昼寝した。

自分が嫌われてると思っている孫娘が不憫でならなかった。

5歳の子に、自分は周りから嫌われてると思わせる幼稚園って何なんだ、怒り心頭!

帰宅した次女にこの事を話すと、次女も驚いていた。

言葉の発達が少し早い孫娘は、大人が思うより言葉を理解して傷付いていたんだ。

今後幼稚園をどうするかは親が決めることだが、子どもが自分がダメなんて思わないところにしてくれ~!

ばあばは心で叫ぶ。