家の近くに土気駅まで続く遊歩道がある。夕方には、犬の散歩道と化すが、緑溢れる緑道でいろいろな鳥たちがいる。
道の脇には、元々植えてある樹木の他に、小鳥が種を落として芽生えた木もある。
チャリをこいで行くと、赤い実のなる木に小学生がかぶりついていた。広い公園の角に桑の実がたわわになっていた。引っ越して5年になるが、今まで気がつかなかった。
赤黒い桑の実は、マルベリーという健康効果抜群の木の実で、熟すと甘い。それを小学生は食べていた。昔、木苺の実をよく食べていた自分の小学生時代を思い出す。今も昔も小学生の行動はあまり変わらない。ここの子だけかもしれないが。
樹木には殺虫剤が使われていないので、子どもが食べても安心。
しばらく行くと、今度は白髪のおじさんがまた、道の脇の植物の赤い実を食べている光景に遭遇。
アベリアの植え込みに明らかに違う木が。グミの木だった。やはり赤い実が美味そうに成っていたが、一つ口にしたら実に渋い!エグい!これを食べてたおじさんって、いったい。
おじさんも郷愁に駆られたのか、昔は甘いグミをおやつにした記憶があったのかも。
私は今まで、建物がせめぎあう都会には住んだことがない。引っ越しの度に緑の多い郊外を選んで来たせいもあるが、多少不便でも視野に樹木の緑が入る土地が好きなのだ。
高所恐怖症でもあるので、いくら豪華なタワーマンションに、タダで住まわせてくれると言っても、お断りする。まあ、そんな話は全くないが。


