節分を過ぎたあたりから、猫にも春が来たらしく、近所の雄猫の鳴き声がうるさくなった。

昨日は、見知らぬ白と黒のブチの大きな猫が現れ、我が家の周りにマーキングしていた。

それを発見した愛猫ジャミは、なわばりを荒らすよそ者を撃退とばかりに、出動。

もともと、この辺りの雌猫はジャミだけ。しかし、ジャミは避妊手術をしているので、見た目は雌でも中身はオッサン。猫界のミッツ・マングローブかマツコ・デラックスみたいなものである。それなのに、僅かに残った雌猫フェロモンに曳かれ、数多の雄猫が寄って来る。ジャミは一切その気はないのだが。

しかし、オッサン猫のジャミ、なわばりを荒らすものへの攻撃は、容赦ない。

夕方外に出て行ったきり、しばらく帰って来なかった。すると、かなり寒くなった夜に、外でか細い鳴き声がするので、窓を開けるとジャミが飛び込んで来た。

ガッシと捕まえて、いつも通り足と体を濡れタオルで拭くと、黄色いタオルがオレンジに!

ひぇ~っ!な、何事!

ジャミが怪我してる~!

よく見ると、片方の耳の先っぽから流血ショック!。しかも一部欠損。どうやら、他の猫とタイマンを張ったらしい。血の気が多いのは、飼い主似?

すぐマキロンで消毒して、ご飯をやったら、安心したのか自分のベッドでまどろみ始めた。

時々、うめき声をあげてる。タイマンの夢で魘されてるようだ。

猫の春はデンジャラス!
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