Kiroroさんの未来へ
という曲があります
有名な曲ですが、母がよく聴いていました
その影響で
二歳の長男
が初めて覚えて
熱唱
した歌でした
ほら 足元を見てごらん
これがあなたの歩む道
ほら 前を見てごらん
あれがあなたの未来
母がくれたたくさんの優しさ
愛を抱いて歩めと繰り返した
あの時はまだ幼くて
意味など知らない
そんな私の手を握り
一緒に歩んできた
夢はいつも空高くあるから
届かなくて怖いね
だけど追い続けるの
自分の物語だからこそ諦めたくない
不安になると手を握り一緒に歩んできた
その優しさを時には嫌がり
離れた母へ素直になれず
ほら 足元をみてごらん
あれが あなたの未来
歌詞の意味も分からないあの頃
分からずに歌う長男の姿をみて
母と笑っていました
「あなたの歩む道」の通り
長男は、去年の３/25日に
横浜へ行きました
小学生から抱いていた夢
小学校の先生になりたい！！
新大阪へ、私は長男を見送りに行きました
関東の大学に行く為に次男と離れ離れした経験があるから、大丈夫！！っという自信がありました
１８歳の次男と違って、長男はもう２２歳
一人暮らしをしてもおかしくない、、
一人立ちの時期なんだから、、
男の子なんだから、、っとか
お別れの日まであの時、自分に言い聞かせていました
長男も、一人暮らしをしたい！！っと言っていましたから。。
新幹線が発車するまで、長男の姿を動画で撮ったり、
家では、これからの決意みたいな笑そんな動画も撮り
辞めたくなった時この動画を送るわ笑なんて、、
そんな会話をしていました
別れる時、何か言いたいのに本当に言葉が出てこなくて
出てこなくて、、
出てこない・・
新幹線がホームに入ってきて
お別れの時間が来てしまいました
長男が新幹線に乗る瞬間に
ネクタイと手紙と手作りで作った料理手帳を渡しました
料理手帳は、別れる日まで夜中に
こっそり色鉛筆で絵を描きながら、
コツコツと
仕上げていきました
その料理手帳の最後のページに、
私から長男に
手紙を書きました
小さい頃から２２年間までのことを・・・
新幹線がホームから去り
何故か、、
大粒の涙がいっぱい、いっぱい
流れてきてしまいました
泣かない、、
泣くはずがない、
っと自信があった私
次男にホームで
お兄ちゃんが横浜にいった
お兄ちゃんのこと
よろしく
っと少しだけの文字を打つのが
精一杯でした
次男は直ぐに返信してきました
ママ、寂しいやろ
僕がいっぱい帰るから、、
まっててね
その文を読み、
また号泣しました
暫く、新大阪のホームで
ひとりで
泣いていました
長い文章になり、失礼しました
そして、最後まで読んでくださったことに
本当に感謝します
あの後、長男は、私からの手紙を読み
新幹線でずっと、泣いていたそうです
トワ
