昨日、念願かなって映画『国宝』を観に行きました。

 

吉沢亮さんの演技はもう言うに及ばずという感じなので、すごかったとだけ言っておきます。女形として舞台に立つシーンとかは、もうただただ釘付けという感じで「観ればわかる」くらいのことしか言えませんね。

 

脇役の皆さんもすごく丁寧に演技されているのが伝わってきました。

 

喜久雄の境遇に、市川春猿さんを重ねたの私だけなんでしょうか。あの方、高校生くらいから始めた一般家庭出身者ですよね。あ、でも今は河合雪之丞に改名されているとか。

 

冒頭でしか登場しないですが、永瀬さんかっこよかったですね。あそこのシーンをもっと長い尺で観たかった人、多いはず。

 

あと、本当にどうでもいいところなのかもしれませんが。渡辺謙さん演じる花井半二郎が、舞台袖で東半コンビを見守るシーン、何気に後ろに二人くらい黒子さんがいて、その黒子さんのハラハラした表情がすごくリアルで好きでした。

 

黒子さんの、目立ってはいけないけれど失敗も許されないという立ち位置、なんか昔から好きです。黒子さんだけをテーマにして映画にしてもらえないですかね。コメディでいいから。

 

そうして、国宝病と言っていいくらい魂抜けて帰って来たのは日暮れの頃。

 

帰るなり、「これだけは!これだけはやらせて」と言って、息子の机のキャビネットを引っ張り出し、中からリコーダーを取り出して手に持ち、キャビネットに座って一言。

 

 

「しーぬーるーかーくーごーがー」(カンッ)←リコーダーをキャビネットに打ち付ける

「ききーたーいー」(陶酔)

 

夫の「なんだそれ」という、さめた一言で現実に引き戻されました。この「お初ごっこ」をやった人は私以外にもいると信じています。

 

おまけ。

 

 

映画の帰りに見た虹。美しいものを見た後のことだったので、私の魂がおかしくなって幻影となったのかもしれません。だとしたら、この虹は私にしか見えないものなのかも。

 

よかったら、虹が見えるかどうかお確かめください。