先日、娘の小学校の授業参観に行ってきました。

算数や国語かなと思いきや、やっているのは道徳の授業。

 

私、小学生のころ主要四科目は問題なかったのですがそれ以外の科目が苦手でして、道徳もその一つ。なんか、明確な正解が存在しない科目や体を動かす科目は苦手だったんですよね。

そんな私に似て、道徳が嫌いな娘。最初テンション低すぎて私の存在に気付いてないようでした。途中で気付き、そこからは何度もチラ見してきました。

 

テーマは「交通ルールを守る」。わりと正解を出しやすいのかなと思ったら、「この時のこの人の気持ちを想像してごらん」というフリがきて、「そんなんエスパーじゃなし知るかこら」と内心思いました。

 

それでも、発表の時間になると手を挙げる子が何人もいるから偉すぎます(娘は挙げず)。でもここから空気が変わるのです。

真面目に考えている子が多いのですが、明らかにわざとボケている子が3人ほどいることに気付きました。

 

車が来ない横断歩道の信号を待つ小学生の気持ちについて。

「この子、友達がいたけど最近その友達をなくしちゃって、遊ぶ予定もないから急いでなくて、信号をゆっくり待っていられた」

予想の斜め上の答え。

「ええっ、そんな悲しい理由が?」と先生。

 

話は変わり、障がい者マークの話題に。

「車に貼れるマークもあるんだよ。ほら、初心者マークみたいにね」と先生。

「え、不審者マーク?」

「なんじゃそりゃ!嫌すぎるわ。誰が貼るのそんなの。怪しすぎるでしょ」

 

そんな障がい者マークのついた駐車場スペースに、「車をとめればいいじゃん」と言われて黙ったお母さんの気持ちについては。

「特売のお肉のことで頭がいっぱいで、人の話を全然聞いてなかった」

「思ったのと全然違う答えきたね!あれ、さっき普通に会話してたけど?」と先生。

 

ふと教室の壁を見ると、お笑い係として3人の男の子が並んでいる写真が掲示されていました。

「ははん、彼らは仕事として使命感にあふれてボケているのか」とようやく得心したわけです。

偉いのは、先生が素早く突っ込んだ後さらっと流していくこと。

私の子どもの頃の先生なんて、ちょっと児童がふざけると徹底的に叱るくせに、くだらない話をえんえんとして授業を潰し、困り顔の私達に「お前ら、人の話つまんなそうに聞いてんじゃねえよ」と機嫌悪そうにするという身勝手さでしたけどね。

 

時代は変わりました。これなら道徳の授業もさほど嫌じゃないかもしれません。

 

 

おまけ。その後用事で横浜に行ったら祭りに出くわしました。つややかな頭の人が神輿の上で仕切っていました。つややかとか失礼ですかね。