私は小さい頃からあまりお金を使わないタイプでした。お金を使う必要性を感じないのです。
物欲などというものは、とうの昔―といっても10年20年ほど前の時期ではなく―前世あたりに忘れ去ったようです。
そんな私なので、貯金するのは何かを買いたいわけではありません。
主に3つの目的があります。
1.老後のため
これはもうわかりやすいですよね。私の年金、どうやら1か月に5万ちょっととなる見込みなのですよ。専業主婦時代が長いので致し方ないです。夫が扶養外れるの嫌がりますしね。
となると、さすがにどんなに切りつめても足りないことが予想されます。その不足分を補うには、おそらく1000万単位の貯蓄が必要。私が貯金に励むのは、主にこの理由。
一気にご飯を食べるのが苦手でおやつ必須なのですが、たまにぜいたくして買うコンビニスイーツは主にポイ活で得たポイントで購入しています。こういう地道な努力大切。
2.人に利用されるため
人間は一人では生きていけません。いや、絶対に生きていけないわけではないでしょうが、相当の不便が予想されます。死んでも誰も面倒をみてくれないとなると、さすがに困ります。
だから私は「利用される人間になりたい」と常々思っています。言い換えれば「人の役に立ちたい」なのですが、なんとなく偉そうというか尊大な響きがある気がするので、この表現はあまり使いたくないのです。
利用されるにはどうすればいいか。時間や手間、知識などを提供するのもいいのですが、手っ取り早いのがお金。お金があれば誰かに利用してもらえます。
そうして誰かに利用される存在であれば、もし通り魔に刺されて行き倒れていたとしても「面倒だからかかわらないでおこう」と思う人が少し減り、「仕方ないから110番通報してやるか」と思う人が少し増えるのではないかと。
言うなれば、私には将来やや低い確率でいつか訪れる「通り魔に襲われる日」のために貯金している側面もあるのです。

