茶道教室紅翠kou-suiは、ちょっとやってみたいなぁ~とお思いの方から、
継続的な稽古を望んでくださる方、
更に深めて行きたいとお思い下さる方
それぞれにお応えする茶道初心者向けの教室です。 

茶道教室紅翠kou-suiはこんな教室です。 (ブログ記事)

https://kou-sui.com/ (ホームページ)

 


 

 

思いもよらぬ春を迎え、長い梅雨に心も湿り、夏らしいお祭りなども無く夏が過ぎ、秋

 

当方のように、小さな教室でさえ、コロナ禍にこの先どうなるのかと心細くもなりました。

 

3ヶ月ほどお休みして、今は「以前のように」とは行かぬもののお陰様で、少人数で稽古の時を持つことが出来ています。

 

とは言え、茶会などの催しや、5名以上に集って膝を交えて学び合うということは今しばらく難しいでしょう。

 

 

「行き詰まり」を感じる事もございます。

 

 

 

そんな時、「一」に戻ってみるのです。

 

「元のその一」

 

 

戻る「一」を持っていることが私の心の支えなのです。

 

 

 

焦らず急がず・・

 

 

10代でお茶に出会って40年余

基本の「一」にこそ全てがあることをお茶から学びました。

 

 

丸いお盆に、茶巾、茶筅を仕組んだ茶碗を置き茶杓を乗せ、

薄器(棗)と置き合わせ、

瓶掛の前に座りお茶を点てる

 

お茶を始めて先ず習う「お盆点」

 

 

点前の流れの中、お盆の内の景色が道具の置き場によって様々に変わるのです。

 

 

その一所作一所作によって「盆中の絶妙な間」が作り出されるのですが、

稽古を始めたばかりの時は、その「間」が上手く取れず「盆中」が美しく整わないのです。

 

 

けれど、この基本を面倒くさがらず、繰り返し繰り返し稽古を重ねますと

「盆中の絶妙な間」が整ってきます。

 

 

モノ(道具)の間が整って参ります時、

自身の心の間が整い、様々な間を感じることが出来るようになり、

この感覚は、日常の生活にも活かせるものです。

 

 

 

 

 

私は行き詰った時「お盆点」を今一度浚います。

 

基本点前を丁寧に・・

 

 

そうしますとね、何度浚っても新たな気付きがあるのです。

 

 

焦らず急がず・・

 

何の為に稽古があるのか

 

何の為に稽古を重ねるのか

 

何をお伝えできるのか・・・と。

 

「一」に戻り、お茶を通して学び合える嬉しさをかみしめる今日この頃です。

 

 

 

 

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