人間の営みは宇宙全体から見れば、
まことに小さなものです。
そんな取るに足らないことで悩むこともありません。
例えば、自分が会社を休んだりして
居なかったとしても、会社はきちんと回っています。
人間一人の存在とはその程度のものであることを
自覚することです。
そうすれば、そんな一人の人間の持ち物に
こだわる必要もないことがお判りでしょう。
財産をめぐっての争いというのも
同様です。
親の土地を処分できないと
悩んでいる場合、
あなたの親は、もし処分したら怒るような
心の狭い人だったのでしょうか。
処分したら一体何が起こるのでしょうか。
地球の土地は本来みんなのものです。
人間は所有権などというものを作ってしまいましたが、
要らない土地は返して、
みんなで友好に使ってこそ意味があります。
あなたが相続人であるなら、
あなたの気持ちを優先させるべきです。
処分してスッキリするのであれば、
そうしましょう。
ただし、もめ事は最小限に抑えるために、
親族など関係者たちへの気遣いは考えた方がいいかもしれません。
亡くなった人のこととか、
自分が亡くなった後のことを考えるよりも、
今をしっかり楽しく生きることを
考えることが大切です。
そのためにも、スッキリできることは
スッキリさせておきましょう。
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