おはようございます。
以前、ブログの中で
娘のHPVワクチン接種について、
迷っているとの記事を書いたことがあります。
(下に過去の私のブログをリブログしました。)
今日はHPVの9価ワクチン(シルガード9)が
日本でも承認されたとのことで、
私なりに、今思うことを
書き留めておきたいと思います。
医療関係者でも、法曹関係者でもない
年頃の女の子を持つ母親目線の記事なので、
かなり考えに偏りがあると思いますが、
個人の一考えとしてご理解ください。
子宮頸がんで苦しんている方からすると
不謹慎な表現もあるかもしれませんので、
気分を害すると思われる方はどうぞ
ここでお止めください。
まず、HPV9価ワクチン承認についての、
報道記事から👇
過去の私のブログ👇
この記事を書いて以降、
私なりに娘への接種をどうするか?
考えてきました。
その中で当時出した結論は、
とりあえず9価ワクチンが
定期接種になるまでは
接種を見合わせよう。
というものでした。
今回、9価ワクチンが承認されたけれど、
定期接種になるかどうかについては、
これからかと思いますが、
一歩進んだ感じですよね。
さて、どうしよう?
ワクチンについては、
人によって、考え方は様々だと思っています。
娘が生まれて以降、
我が家ではワクチンで防げるものは、
防いであげたい。
そう思ってきました。
だから、娘が生まれてから
定期接種はもちろん、
当時は任意接種だった、
Hibワクチン、肺炎球菌ワクチン、
新型インフルエンザワクチンと、
欠かさず積極的に接種してきました。
でもね、色々考えれば考えるほど、
今回はまだすごく迷っているのです。
ワクチンの意義や効果は、
素人なりに分かっているつもりです。
あくまでつもり。ですけど。。。
だから、もの凄く偏った考えだということも、
自分でも分かっています。
かかりつけの小児科の先生も、
これまで話を聞いたことのある婦人科の先生方も、
子宮頸がん罹患者のかたも、
口を揃えて、
HPVワクチン、接種させるべき!
っておっしゃるし、
私としても、
ワクチンで防げるなら。
というスタンスは変わってないのです。
だけど、
ビブや肺炎球菌ワクチンが承認された頃、
私は薬の副作用というものが、
どれ程のものなのか、
理解していなかったと思います。
だから、任意接種でも、
あまり深く考えずに接種させてきました。
ありがたい事に、
子どもたちには、
これまで予防接種で大きな副作用は
でたことはありません。
少しの発熱や、発赤、患部の腫れなどは
ありましたが、
大きな問題ではありませんでした。
でもね、
真ん中っ子の妊娠中に、
初めて切迫早産で服薬しなくては
ならなかったとき、
薬には強い副作用がある
ということに気付かされました。
それまで風邪薬ぐらいしか
飲んだことなかったから
知らなかったけれど、
張り止めのリトドリンを
服薬したのち、
酷い動悸がして目眩がして、
会社の廊下で倒れたことがありました。
その後、乳がんに罹患し、
タモキシフェンを飲むことになったときも
副作用に悩まされて、
日常生活がままならず、
休薬するという選択をせざる得ませんでした。
再建時に処方された痛み止めのトラマールでも
副作用を強く感じ服薬中止しました。
乳房再建でエキスパンダーを入れた後、
私の体内に入れたエキスパンダーが、
未分化大細胞型リンパ腫の
危険性があるということで、
メーカーからリコールされ、
日本での使用承認を取り消されました。
ワクチンと内服薬、医療機器。
同じ土俵ではありませんが、
そんな経験をしたからこそ、
承認されたワクチンだからといって、
絶対に副作用がでないわけではない。
絶対に安全。ということはない。
そうも考えるようになりました。
私が副作用が出たお薬には、
きちんと副作用についても書かれており、
その中には、
確かに当てはまるものがありました。
しかし、その確率だったりは、
とても低いものだ。
それよりも治療の利益の方が大きい。
当初、そう医師から説明されて
服薬などしたように思います。
しかし、
実際に使用したらば、
その低い頻度のはずの副作用が、
私の身体が受容できる範囲を超えていた。
もしくは、安全性に疑問がでて中止になった。
ということなのです。
そして、
その副作用というものが、
どれ程、説明書に反映されていたのだろうか?
という疑問も湧いてきたのです。
説明書に書かれた副作用は、
発売されてから、
実際に患者に投与、使用されたのち、
医師に訴えたり、訴えなかったり
副作用を我慢している患者さんもいる中で、
どれ程、正確な副作用の発現数値なのか?
私は医療関係者や
製薬会社の人間ではないため、
その辺りの事情は分かりません。
もし、どなたかこの辺りの事情を
ご存知の方がいらしたら、
ぜひ教えて下さい。
しかし、
数%と言われた副作用でも、
重篤な副作用がでれば、
患者にとっては、
0か100でしかない訳で、
このワクチンが、
これまで積極的接種されてこなかった経緯。
薬害被害を訴えている方の本などをみていると、
本当にHPVワクチンは安全なのか?
まだ現在使われているワクチンの
薬害裁判も途中で、
司法の判決も出ない中、
過去には別の薬害裁判も非常に長引いて、
辛い思いをされた方も
沢山いらっしゃった歴史が、
日本にはあるわけで、
新しいワクチンが承認されたからといって
簡単に飛びつくのは怖いな。
そうも思うのです。
薬害被害を訴えられている娘さんの
お母さんが書かれていたこと
手元にも本がないので、
私の記憶の中の言葉で、
原文そのままじゃないですが、
あのとき、
娘にワクチンを打たせなきゃよかった。
何も知らずに国が承認したのだから
安全だと思って安易に受けさせて
しまったことを後悔している。
そんな文章を読んだとき、
あぁ、
自分の娘に接種するのは
もう少し様子をみよう。
と。。。
しかしながら、
部位は違えど、
癌の怖さを味わったことがあるからこそ、
娘にはそんな思いをさせたくはない。
という思いもあります。
子宮頸がんは、検診を続けて
異形成の段階で気付ければいいというのは
間違いだという専門家の意見がありました。
確かにそうかもしれません。
妊娠や出産、その他女性としての行動に
制限が出てくることは間違いないのでしょう。
でもね、
万が一、重篤な副作用がでてしまったら、
後悔するのは、当然。
やっぱり親として、娘を守れなかったって
思うだろうな。
接種を推進する先生方、
ぜひご自分でも接種して安全だったと
声を上げてくれたらば、
少しは安心するのかなぁ。
ちなみに海外では男性にも接種している国があるそう。
しかし、そんな話をしてくれた先生には
会ったことがないけれど。。。
(まぁ、私が積極的に聞いたこともないけれど。)
口で言うのは簡単。
ても、体験した者じゃなきゃ分からない
苦しさも絶対にあると思うんだよね。
承認されたHPVワクチンが、
今度こそ、
本当に安全なワクチンであることを
強く願ってます。
ワクチンを打つことも、
まだ今は打たないということも、
どちらも、
親としてきちんと考えて出した結論であれば、
いいのかな?
今はそう自分を納得させています。
本当に安全なものであると、
私の中で確信できれば、
例え、定期接種期間を過ぎてしまったとしても、
娘には親として接種してあげたい。
とも思います。
我が子の命を守りたい。
その想いは、
きっとどちらも変わらないよね?
私の頭がカチコチになっている
可能性もありますので、
辛口でも結構です。
よかったら皆様の考えも教えて下さいね。
過去の記事で貴重なコメントを頂いた方にも
とても感謝しています。
いつも読んで下さっている皆様、
貴重なコメントをいただける皆様。
ありがとうございます。