本日、2ヶ月ぶりの乳腺外科受診でした。

午後イチの予約で、
午前中の仕事を終えてから向かいました。

通院している大学病院は、
午後は再来患者のみの予約です。

外科のフロアに行ったらば、
おっ!今日は人が少ない!口笛

これは早めに呼ばれるかも♥と期待して、
乳腺外科の待ち合いに行ったらば、、、

そこだけ、人、人、人。
待合のソファーは満席に近い状態でした。

乳腺外科、相変わらず患者多いなー。

でも、予約時間30分経過ぐらいで呼ばれました。

今日の乳腺外科の受診ミッションは、

ホルモン療法を再開するか否か?です。

前回、ノルバデックスの副作用が強すぎることを
相談して、主治医からの提案は、 

そんなに辛いなら一旦休薬してみたら?

でした。

そして、この二ヶ月は無治療の経過観察状態。

今日は、今後、お薬を復活させるか?
どうかを主治医とお話ししてきました。

主治医から、
お薬止めてみてどうですかー?
の問いかけに、

薬を止めてみて、
2、3週間過ぎた辺りから、
頭もスッキリしてきて、
すこぶる体調が良いことを伝える。

主治医の先生は、
やっぱり私には、お薬が合わないみたいだし、
まれに凄く落ち込みとかが酷くなっちゃう人、
いるんですよー。
私の場合、再発リスクも低いし、
生活や仕事に影響がでてまで
飲む必要を感じない。

このまま止めて様子見でいきませんか?
との判断。

私も、今日までじっくり考えて、

それでいいです。

とお答えしました。

前回休薬を提案されたときは、
浸潤してるのに??
ホルモンタイプなのに??
無治療なんてどうなの???
と、動揺したし、

治療をこんなに早く投げ出すなんて、
ただのヘタレじゃないのか?
って自分を責めてみたりもしましたが、、、

今となっては、
あのタイミングで休薬できて良かったと思っています。
あのまま飲み続けていたら、
うつ症状が酷くなって、本当にうつ病になって、
取り返しがつかないことに
なっていたかもしれないと思っています。

仕事的に割とストレスが多い職種なのか?
今の社会の風潮なのか、分かりませんが、

うちの会社、毎年のように、
新たにうつ病になって休職したりする人を
これまで沢山見てきました。

一度悪化するとなかなか元通りには
なれない方も多いと感じています。
(あくまで、私が個人的に思っていることで、
医学的なところはよく分かりません。)

それに、そもそも、
一度、うつ病の治療で、
気持ちもリセットして
復職しているわけだから、
本人も元通りの生活は望んでいないの
かもしれないですしね。

少し話が反れましたが、

無治療経過観察に移る前に、
一点だけ確認したことがあります。
とずっと疑問に思っていたことを
お聞きしました。

ここからは過去のことにも繋がりますが、

私の場合、最終病理結果では、
浸潤径が4ミリ☓2ミリの
ごく初期の浸潤性乳管癌、
充実腺管癌でした。

乳管内進展も4ミリ
と記載されていました。

でも、術前に見せてもらったMRIでは、
はっきりと白い部分が写っていて、

術前説明の際は、
癌の大きさは2センチ以上の
ステージⅡaと書かれていました。

だから、病理診断とMRIの誤差が
ちょっと大きいんじゃないかな?
ってずっと気になっていたのですが、
毎回他の聞きたいことに気を奪われて、
聞きそびれていたんです。

今日やっと聞けた主治医からの答えは、

私の場合、MRIの画像には、
確かに白い一つの塊があるようにも見えるし、

もし、その全てが浸潤癌だとしたら、
画像診断上では、2センチ以上と判断した。

が、実際には、私の癌細胞は粒状の細胞が
複数集まって一つの塊のようにみえていたものだった。
しかし、MRIではそこまでの判別できない。

術後病理の検査で、詳しく顕微鏡でみたら、
確かにその中には浸潤している癌細胞の
粒があって、浸潤径は4ミリに違いないけれど、
その他の殆どが浸潤していなくて、
今回はやっぱりごく初期の
癌だったと言えると思う。

非浸潤部分も含めて
今回の手術で取り切れたので、大丈夫。

私の体の中に、合計すれば、
2センチ以上の癌があったことには
変わりないけれど、

薬を飲む飲まないの判断に関わるような
リスクにはならないよ。
とのこと。

再度、結果やMRIの画像を見せてもらいながら、
丁寧に説明していただいて、
ずっと気にかかっていた
もやもやが晴れてすっきりしました。

そういえば、確かに、
再検査で初めて行ったエコーの時、
小さなキラキラした粒が集まって見えるんです。
って、検査してくれた先生も話をしていたわ。

術後に取り出した腫瘍をみた夫も、
つぶつぶが連なっていたって話していたわ。

今更だけど、やっと点と点が繋がって、
線になった感じでした。

今、頑張って治療を続けている方の中には、
同じルミナールタイプの癌でも、
グレードやリンパ転移、kiだったり、
再発リスクも含めて、
仮に数値上、同じように見えたとしても、
私と同じ癌細胞を持つ方は
居ないと思います。

なので、
この無治療、経過観察の選択は、
私と、私の主治医が、
私の癌細胞の結果と、
QOLを総合的に判断して導き出した結論です。

自己判断で薬を止めてしまうようなことは、
決してしないでくださいね。

でも、本当に副作用が辛いときは、
ちゃんと主治医に話をしてみるのも
いいかもしれません。

信頼できる主治医なら、
一番いいと思える答えを
一緒に探してくれるのではないでしょうか。

一通り話して疑問もスッキリしたので、
改めて、これからの受診のタイミングについて
尋ねると、

次の受診は12月の一年検診の予定。

勿論、もしも何か気になることがあれば、
その前でもいいから受診して。と。

既に12月のCTとマンモグラフィーの予約手配も
済ませて頂いていました。
ついでに、その日に血液検査も受けてね。と。

(主治医のこういう仕事が早いところ、好きです。
私も仕事の調整とか、先の見通しが立てやすくて助かります。)

検査日には結果がでないから、
その一週間後に改めて検査結果を聞きに受診。
既にその予約も、私のいつも希望する時間で確保済み。

主治医から、検査は勿論、強制ではないけれど、
仕事も忙しくて休みにくいとか、
検査受けたくない気持ちとかあるかもだけど、
サニーさんは、きっとちゃんとフォローしていきたいって思ってるでしょうから、予約入れときました。
嫌ならキャンセルいつでもできますから。と。

確かに、そのとおり!
よくわかってる!!

初めてスッキリした気分で病院を
後にすることができました。

勿論、一度乳癌を患った訳だから、
対側の発症リスクは健康な方よりは
低くはないはず。

これからも不安になるときも
出てくるかもしれません。

だからこそ、これからも定期的に
しっかりフォローを受けて、
もしものときに備えたいと思います。

今日のこの判断を後悔しないために。