暫くは過去の遡り記事になります。
自分自身の記録としてできるだけ詳細に記録しているので、興味のない方はスルーしてください。
病気について直後に報告したのは
上司三人。
そのうちの一人から、(前回のお母さんが乳癌の方とは別の方。)
親戚に最近乳癌を患った人がいる。
でも手術して助かった。
近所の人も乳癌だったらしいけど、ピンピンしている。
サニーさんも初期なんだったら大丈夫でしょ?
治る病気なんでしょ?
的な話を部屋で普通にしてきた。
えっ?ここで今話すこと??
周りに聞かれるんじゃない??
さっきまだ何も分からないって話をしたのに。。
確かに乳癌は今、
日本の女性の癌罹患率で第一位だし、
周りに乳癌患者がいてもおかしくない。
そして、
他の癌に比べると予後が比較的いい。
早期発見なら、5年後、10年後の生存率も高い。
でもね、、、
告知をうけて色々検索魔になっていた私。
乳癌が遠隔転移しやすい癌でもあるということを知りました。
そして、遠隔転移があればいきなりステージⅣになることもあることを。
その場合は手術適応外になる可能性もあることを。
今は見つけられないような微小転移の場合、数年後、場合によっては10年以上経ってから、転移が判明する可能性があり、
長く経過観察が必要であることを。
そんなこと、何も知らないだろう
上司の励ましが、正直とても辛かった。
それから先、
別の人にも、乳癌を打ち明ける際、
同じような発言をされることが多々あった。
きっと私は大丈夫!!
手術したら治って
お婆ちゃんまで生きるんだ!!
そう思ってはいても、
これからの検査で白黒つけなきゃ、
何も分からないのに、
軽々しく治るなんて言わないで。
そう心の中で叫んでる自分がいた。
今ならきっと皆、私のことを心配して、
何とか励まそうとしたのだと
理解できる。
だけど、、、
不安な時期の安易な励ましは、
時として傷つけることもある。
私自身、
乳癌って、早期発見すれば簡単に治ると思ってた。
人を励ますって難しい。
これまで自分が関わってきた人へ、
同じような想いをさせたことはなかったか?
本当に辛いときには、
励ましじゃなくて、
相手に寄り添う気持ちだけでいいんだ!
癌から一つ学びが増えました。