5日目の行程
2022年5月17日(火)天候:晴れ 走行:244km
09:30 網走発 → R238 → R39 → R243 → 美幌峠 → K52 → 摩周湖 → R243 → ミルクロード → 開陽台展望台 → R244 → R335 → 16:30羅臼着
網走のホテル部屋から 朝の様子
美幌峠から屈斜路湖を望む
北海道屈指のワインディングロードの一つである美幌峠を走った。
関東周辺の山々に比べれば急カーブや狭い道は少なく、高速コーナーが続く。
無理さえしなければ安全に走ることができる。峠から屈斜路湖に向けて下る景色は圧巻。
美幌峠から摩周湖に向かう県道52号線 釧路本線を跨いだところで撮影
このような景色は関東ではあまりお目にかかれない
「霧の摩周湖」で有名な霧の名所 しかし見事に晴れた 湖の碧さが強烈であった
北海道バイカーの聖地 開陽台展望台 ようやくここまで来た
この駐車場より少し上の展望台からは360度地平線が見渡せる
この場所は風が強くて寒く、また、この写真の撮影直後に大型バスの団体客が押し寄せたため、展望台まで上がるのは気が進まず、この場を後にした。
展望といってもこの写真の景色で十分満足で、それほど大差ないと判断した。
この地にやって来たことが私の目的で、展望はそれほど重視していないのだ。
ミルクロード 果てしなく続く直線道路
ここは向陽台から標津町方面に向かう途中の、アップダウンのある直線道路。
北海道ツーリングを代表するシーンと言って差し支えない場所である。
遮るものが何もないため、日なたと日陰の境目がハッキリ見て取れる。
ミルクロード終点から北上 いよいよ知床半島へ
16:00過ぎ 早めに宿へ
この辺りはビジネスホテルがなく、高級リゾートか民宿が殆ど。
この宿は「知床サライ」というレストラン併設の宿泊施設で、料金も高級リゾート程の高額ではなく、ビジネスより少し割高ではあるものの、清潔で快適な宿である。
今回は素泊まりにした。今考えれば、周りの海鮮食堂やレストランは早々に閉まってしまうため2食付きのプランでも良かった。ただ、少々オシャレ過ぎて、むさいバイクのおっさんではやや場違いでもあるので、やはり素泊まりでちょうどだったかも知れない(笑)
17:00過ぎ、ホテルの周りを少し歩いてみた 山(羅臼岳?)が見える
ホテルの目の前は根室海峡 対岸にうっすら見える陸地は北方領土の国後島である。
地図上で見る国後島は直線距離で30kmほど。もう目と鼻の先という印象。
ここが、かの国の領土とは・・・地理的に見てもかなり強引な気がする。
おそろしや(あ)・・・
また、報道で話題となった遊覧船の海難事故はこの羅臼側ではなく、反対にあるオホーツク海側での出来事である。知床半島北部は国立公園として保護されており、陸路では立ち入ることができない。よって観光船で海から知床半島の先端近くまで行き、名所を見て回るという仕組み。
今回のツーリングでは知床半島はこの羅臼で宿泊。
翌朝は来た道を戻り、根室方面に向かったため、知床半島のオホーツク海側へは行かなかった。
それでも知床半島の雰囲気はこの羅臼で十分に堪能できた。
つづく