ニューヨークといえばステーキハウス。そんなに普段肉食な方ではありませんが、前回ニューヨークに5ヶ月ほど滞在した時と、今回とで巡ったステーキハウスの記録です。

牛ピーター・ルーガー
言わずと知れた全米ナンバーワンを何度も獲得している老舗ステーキハウス。ブルックリンにあります。当然予約をしていったのですが、観光客で激混みです。
ポーターハウスのミディアムは流石にジューシーでジワっと肉汁がでてきてほっぺの落ちそうなお味。熟成肉なので噛めば噛むほど味わいがでます。付け合わせに注文したアスパラのグリルとクリームドスピナッチも絶妙なお味でした。

お店自体は、予約をしていても観光客はメインダイニングに通してもらえないのかな?という印象。入り口右側のカジュアルな食堂の方に通されます。もっとも、きちんと正装をして家族でのスペシャルな時間を過ごそうと来ている客と、ジーンズにスニーカーの明らかに観光ついでに来ている客を同じ空間に通しては、正装している家族に申し訳ない気もするので、それはそれで私的には特に気にならず。

でも、周りは基本的に中国人、韓国人、日本人だらけでしたので、もしステキな雰囲気でのステーキハウスを希望するのであれば、スペシャル・オケージョンであることを予約時に伝えた方が良いかもしれません。 ただ、ブルックリンなので少し遠いかなー。

牛ベンジャミン&ベンジャミン・プライム
日本にも上陸しているので、日本人にはお馴染みの店。ベンジャミン・ステーキハウスと背中合わせにベンジャミン・プライムがあります。同じ系列ではあるのですが、異なる店なので、間違えないように!私は一度間違えました。
ベンジャミンもプライムもポーターハウスはテンダーで甲乙つけがたいですが、メニューの種類がプライムの方が多いです。お店の雰囲気は、ベンジャミンが重厚できっちりした雰囲気なのに比べて、プライムはモダンでカジュアルな感じです。

牛キーンズ・ステーキハウス
ピータールーガーと並んで二大老舗ステーキハウスのひとつ。ポーターハウスですが、ピータールーガーと比べると、熟成感が少ないかも。でも私はこのくらいの軽い熟成度合いが絶妙に美味しく感じました。クリームド・スピナッチはきもーち塩味が強かったかなあ。
お店はとてもにぎやかで、ベンジャミンの堅苦しさのないクラシックな感じ。私は割とフランスのカフェ的に、小さめのテーブルできゅっと肩寄せ合う感じ、お隣のテーブルともなんとなく近くて、全体としてガヤガヤしている雰囲気が好きなので、キーンズの店の雰囲気が一番好きです。

あとは写真がありませんが、ウォルフギャング・ステーキハウスにも行きました。こちらも日本にもあるのでよく知られていますよね。上記の3店舗に比べると、特筆すべき点はなし。

上記の中からだと、お肉のお味もさることながら、お店の雰囲気もやっぱり大切なので、リピートするならベンジャミン・プライムかキーンズかなあという感じです。まだまだニューヨーク市内、いくつもステーキハウスがありますので、今後とも鋭意開拓していこうと思います。