犬を家族に迎えました。


子供がいない夫婦の王道?

まぁーその意見に否定はしませんが😞



先日、義理親マンション訪問中に犬の話で「あんた達は犬を飼うぐらいだから余裕があるんだな。安心したわ。なんかあったら頼むわ」

いつもの義父の言葉。



犬がいると余裕がある?



公園で会った知人にも

「犬?!トイプー?!お金あるね〜。凄いわ!羨ましいわ!!」

と大袈裟な程のリアクションで言われました。



そっかぁー

『犬=金銭的余裕』が世間のイメージなんですね。


確かにこのコを迎えるのに初期費用が必要でした。

いつかお迎えしたらと貯めてきた貯金を使いました。

(そして、しっかり使い切りました😅)


今後も毎月毎月私なんかより、ずっとお金がかかります。

いろいろ支払う度にその額にビックリする貧乏性(笑)

現実です。


お金がないと迎えられない、、、現実ですね。



毎月毎月の支出。

確かに大変だけれど、それに見合うものをそれ以上のものを返してくれていると思います。

このコの『温もり』で。


膝にピョンと乗り寝息をたてる。

足に寄り添い隣りで眠る。

キッチンから見えるところに必ずいる彼と交わす視線。

言葉。

全部『温もり』です。




お金がないと迎えられないのは現実ですが淋しい話かな。



『保護犬』と呼ばれるワンちゃん達がいますよね。


★うちは飼育経験がない事、年齢、後見人などで保護団体から難色を示され断念しましたが。

いろんな条件が出されのは当たり前。

彼らの『命』2度と軽視されてはいけないのだから。




『犬はお金がかかる』は現実だけれど、

彼らはお金とかではないものを望んでいるんじゃないかな。


高いフードじゃなくても飼い主さんが

「どうぞ。美味しいよ」

と差し出してくれるご飯が『幸せ』


ふかふか高級ベッドじゃなくても使い古した毛布でもタオルでも飼い主さんの香りがするのが『幸せ』


そんな『幸せ』を感じてくれるんじゃないかな。


飼い主さんもそう。

血統書付きワンちゃんじゃなくても『唯一無二の我が子』が愛しいだろうなと。



これはやっぱり綺麗事なのかな。

現実は『お金』が必要ですもんね。



このモヤモヤした気持ちを上手く伝えられませんね。

言葉が語彙が足りなくて歯がゆいです。




うちは裕福ではありません。


ごくごく平凡、平均的な50代サラリーマン。

親が太い訳でもなく。

妻(私)に収入がある訳でもない。

転勤貧乏のサラリーマン。


卒業してすぐ結婚。

30年以上、合言葉のように『節約!倹約!』と言ってきました。


節約して旅行

倹約して新車購入

節約、倹約して注文住宅

借金は『家』だけ

そうして暮らしてきました。


そんな私達夫婦の最初で最後1番の贅沢が『このコ』でしょう。


正直な話、世の中の裕福な愛犬家の皆さんのように高級フードに素敵な服、立派なワンコ用品、、、そんな贅沢はさせてあげられないと思います。

『身の丈』にあった暮らしを彼も一緒にしていく事になるでしょう。

申し訳ないですが。


でも「可愛いよ」「大好きだよ」をたっぷり伝えていきたいな。

「ありがとう」も一緒に。


📸
私達の食事中はダイニングの下に。
ダイニングの脚や椅子の脚がある狭いところ。
私と夫の足に触れる絶妙な場所☺️




『医療』『看取り』こちらはいろいろな考えもありますから、言葉にする事は本当に難しいのですが、、、、


「年を取ると病院代も凄いよ!」と言われた時に夫と話し合いました。


もちろん出来る事はしてあげたい。

保険にも入って『いざに』備えよう。


でも譲れない事は

どんな状態、どんな選択をすることになっても私達の腕の中でこのコをおくろう!

これだけは夫婦一致した思いです。


『命の終わり』はあります。

誰にもその日は分からないけれど『命』あるものは必ず迎えます。


その時に私が私達夫婦が望む最後の選択を彼にも強いることになるでしょう。


本当に申し訳なく思いますが私が私達夫婦が望む最後は愛する人に見守られながら、その温もりの中で旅立ちたいということだから。


彼が私達と同じ思いを持ってくれるようにいつか迎える、その時に私達が彼の「愛する人」でいられるように時間を紡いでいきたいです。


まだまだ先の話、でも大切な話。


とは言え、まだ彼は『チビッコ』『ヤンチャ』な仔犬です☺️

楽しい時間を一緒にね😍