先日、熱中症でご自宅から救急車で搬送された、ご近所のおじいちゃん
無事に退院されていました。
ゴミ捨てをお手伝いしながら、ちょっと立ち話。
まだ、少しふらつくけれどビールが飲めているから大丈夫とお元気そう。
病気らしい病気もなく80代まで暮らしていらした事
親しい親族、ご家族はいらっしゃらない事
救急車搬送だったから入院できたらけど、保証人とか求められたらダメだったかもと。
民生委員さんや包括センターから連絡があるけれど元気なうちは気にしてなくて、今回の事で初めて自分から連絡した事
そんな話をされました。
古い家で野垂れ死にするつもりだったけど、やっぱり緊急ボタンを押していたと笑って。
「人に世話にならなきゃならんとは残念な事だ。」
「年を取るのは大変だ」と。
「手伝ってくれて、ありがとう」
「助かりました。ありがとう」
と繰り返し頭を下げられました。
「何か出来る事があったら声をかけてくださいね」とは言ったけれど、お声がかかる事はないだろうなと
おじいさんの雰囲気から察しました。
働き、家を持ち、リタイア後は年金を受け取り暮らす高齢者
頼れる親族家族がいない高齢者
これは私達夫婦の将来の姿
『野垂れ死に』なんて出来ない
人はやっぱり『生きる』に執着するものか
いろいろ考えさせられました。
でも、考えたところで解決策は無いことも分かったことです。