そんなに時間が経ったんですね


幼さの残る少女がどんな時間を過ごしてきたんでしょう。

残された家族は、、、

誰も想像出来ない苦しみ、悲しみの中の時間だったのだろうと思います。



母の母校に拉致被害者の方がいらっしゃいます。

当時はまだ某国の拉致、犯罪だとは表には出されていませんでしたがその地方では

「暗くなったら海岸に行ってはいけない」

「小舟に近づいてはいけない」

「友達でも恋人でも少人数で人気のないところには行かない」

そう言われていました。


たぶん、得体のしれない恐ろしいものを皆が感じていたのでしょう。



不安げな少女の写真

あの子は我が子だったかもしれない

自分だったかもしれない

いたたまれません。



待ち続ける家族に会える日を祈って。

起きた事実を忘れない事を誓って。