先日の立ち話から。
ご近所さんに母が施設や高齢者マンションを探していると話すと
ご近所さんも姑さんが施設に入居されたと話されました。
田舎で倹しく暮らしていらしたご両親で舅さんが亡くなられてからもお一人でいらしたけれど畑で倒れて施設入居になられたと。
「うちのお義母さん、本当に優しくてね。嫌な思いしたことないの。私が好きだからって自分は嫌いなのにトマト作ってくれたり。お漬物やお味噌󠄀も手作りで分けてくれてたんだよ。正直、裕福じゃないけどね。子供達には迷惑かけたくないって頑張ってたんだよね。」
と話しながら、ちょっとウルッとされて。
「コロナで面会ができない間に認知が進んでね。家族の事ももうあんまり分からないみたい。」と。
お姑さんの境遇に想いを寄せられるお嫁さん。
お嫁さんにこんな風に優しい気持ちを向けられるお姑さん。
なんか本当に羨ましい。
『義理』である家族
その関係は難しい
どちらかに何かあった時に本当の関係や互いへの思いが見えてくるんですね。
義母の私への依存?執着?みたいなものにどう距離をとったら良いのか悩む日々。
学生時代、新婚時代から30年、、、多少の「うん???」はありましたが世の中で良く見聞きするような『嫁いびり』などはありませんでした。
上手く距離をとり、暮らしていたと思います。
互いに気を使って。
そんな日々を振り返り、
辟易する義母の電話に深呼吸をして
少し口角を上げるように明るい声で話そうと思う朝でした。