母が靴の整理をすると言うので手伝いに行きました。
綺麗に靴が並べられ整えられた靴箱は両親が家を買った当初の物です。
ハッ!と気付きました。
この家に引っ越した40年以上前、当時はこの小さな靴箱に家族4人分の靴が納まっていたという事に。
ビックリです。
倹しい生活の中で私達兄妹は我慢する事なく欲しい物、必要な物を与えられてきました。
しわ寄せは母にきていたのでしょう。
オシャレ好きな母が欲しい物を我慢して独身時代の物をやりくりしながら生活していたんだろうなと思うと今、ムダな買い物をして
「なんか違った」
「飽きた」と我が家に持ってくる事も許せる気がします。
靴箱を掃除しながら昔話をする母
この家に越してきて時、フォーマル以外は2足しか靴がなくて、あまりに不憫に思われたのか、親戚のおばさんがサンダルとローファーを買ってくれたと。
懐かしく思い出す親戚達ももう空の上