大学時代の友人。
仲良し5人の要でワガママ気ままの私達をまとめてくれていた人。
明るく優しく、朗らかで頭が良い人。
学生時代一人暮しだった彼女は私の実家にも何度も泊まりに来ていました。
父が亡くなった時には綺麗なお花を贈ってくれました。
そんな彼女から届いたと喪中ハガキです。
50代半ばの旦那様が亡くなったと…。
何度も何度も見返しました。
信じられなくて。
スポーツマンで息子さん3人とあちこち出かけ、アウトドアを楽しんでいらしたのに。
かける言葉もありません。
とにかく書き留めで御霊前を。
手紙は訃報の定型文かなと思ったけれど
そんな型にはまった言葉だけでは伝えられない気持ちがあって。
「何にも知らなくて ごめん」
「何にもできなくて ごめん」
「どうぞ頑張りすぎないで」
「できる事があったら連絡してね」と綴りました。
涙が止まりません。
「届いたよ。ありがとう」と連絡をくれた彼女。
まだまだ気持ちの整理ができないけれど元気だと。
私に「優しいな。ありがとう」って返してくれた彼女。
私は何にも出来てないよ。
あなたから助けてもらった事、優しさも何にも恩返しできてない。
笑顔の彼女しか思い出せないのです。
彼女の涙を知らないのです。
離れた、この距離が恨めしく感じられます。
「連絡がないのは元気な証拠」だと学生時代の友人達と連絡を取ることは減りました。
でも、もうそんな年齢ではないのでしょうね。
御冥福をお祈りいたします。
どうぞ安らかに。。。