先日、父の三回忌の法要を終えました。
三回忌にもかかわらず、教え子さん達が沢山のお花やお菓子が贈って下さいました。
幸せな事です。
今回は夫も帰ってきてくれて
母と3人での法要でした。
丸2年……あっと言う間でした。
今でも最後の時を思い出します。
「大丈夫。直ぐに会えるよ。」
「大好きだよ。」
と言う私の声が分かったように目を閉じた父を。
握りしめた手の力が抜けた瞬間を。
何度も何度も思い出します。
私が「もういい」と思ってしまった…
私が頑張ろうとする父の気力を奪った…
最後まで、しっかり意識があり
孫達の写真を見て、大きく目を見開いたのに。
後悔している訳ではありません。
精一杯の事をしたと思っています。
それでも、それでも思うです。
私が父の命を止めたと。
1人鏡の前に立つととんどん父に似てきている私がいます。
何かある訳でもないのに涙が溢れます。
声を上げて泣き、ひとしきり泣くと
その醜い姿に笑ってしまいます。
この2年、自宅にいる時は週1度は納骨堂に行き
「早く迎えにきて」
「早く会いたい」と手を合わせます。
後どれぐらいしたら会えるでしょうか。
老け込んだ私を父が分からなくなる前に会いたいと思うのですが。
自殺願望がある訳ではありません。
生かされている今を大切に生きたいとは思っています。
でも、やっぱり『こちら』は淋しい。。。
この2年の間に父の末弟や母の従兄弟、親しかったご近所さん、お花の先生、友人の旦那様……
沢山の方があちらの住人になりました。
あちらは賑やかになっていきます。
『そろそろおいで』と父が笑って迎えに来てくれると信じて生きていきます。