実家の玄関近くの木を剪定していたら

慌てたご近所の方(私も子供の頃から顔見知りです)がワンちゃんを抱いて旦那様が車を出されるのを待っていらしゃいました。


14歳のマルチーズ。

小さく可愛いワンちゃんです。


梅雨ぐらいから体調を崩し、なかなか戻りきらないとは聞いていました。


「おばちゃん、〇〇ちゃん大丈夫?」と声をかけると

「もうね……病院行ってくるね!」と涙目で。

「気をつけてね」と声をかけるの精一杯でした。



後日、母に「ダメだった。虹の橋を渡ってしまった。」と話されたようです。


70代のご夫婦。

お子さん達が自宅にいらっしゃる時から

ずーっとワンちゃんと暮らしていらっしゃいました。

夫婦暮らしになってから、3匹のワンちゃんと楽しげに散歩される姿をよく見かけていました。

ここ数年は「抱っこ散歩ばかりよー」と笑って愛おしそうに高齢のワンちゃんを撫でて。

年齢的に新たにワンちゃんをお迎えは出来ないとお話されていました。


家族はあと1匹に

寂しいだろうな。。。



母は前のワンちゃんの旅立ちの時と同じように小さなお花と可愛い写真たてを贈ったようです。

いつも母達のようなご近所さんをたくさん癒やしてくれた可愛いワンちゃんでした。


ご冥福をお祈りします。