14歳からお世話になっていた生け花の先生が亡くなられました。


知ったのは地方紙のお悔やみ欄。

家族だけで全て終えられての掲載だったようです。

お供物などは全てお断りと。




いつまでも先生はずっとそこにいらっしゃると思っていました。

いつまでも当たり前のように。




先生、、、そろそろカキツバタのお稽古しなきゃ!って時期です。


また0からの指導で先生に叱られたいです。

「あと2センチ!」の声を聞きたいです。


先生、私まだ二重生けが満足にできません。

先生、水仙の一種生けも苦手です。

先生、、、まだまだ教えていただきたいことばかりでした。



何にも知らない14歳の中学生に生け花だけではなく「常識」を教えて頂きました。

高校大学、結婚と変わる環境に戸惑う中で花と向き合う時間だけは無になれました。


お免状、看板を頂き、一生の宝ができました。


先生、ありがとうございました。