自然は簡単に、残酷に命を奪う。


地震

津波

豪雨

強風、、、



瓦礫から助け出された幼い命が尊い。


怯え、飢え、絶望している瞳が優しく微笑む瞬間を見たいと願います。



できる事は寄付だけ…

信頼できるところに託して…





難民や孤児が「養子」として暮らしていると知る。

日本ではなかなか進まない「養子」も世界では人種や言語の壁を超え、笑っている「家族」があるんですよね。

(人身売買など難しい問題があるのだろうけれど)

もっと身近な話なればと思います。



あぁ、、、私の身近には命を愛しむ為に「親」になった人がいました。


母方の祖母。


彼女は戦後間もない頃、行き倒れた女の子を約10年間育てていました。


ヒロポンだったかな?何かの中毒でおかしくなった父親と姉弟。


もうすぐクリスマスという朝、父親は冷たくなっていたと。

傍らには泣く男の子と周囲の大人を威嚇するように睨みつける女の子が残されて孤児院に。

数日後に親子を知っている方が母親に連絡をしてくださって安心していたら

「息子だけ連れて行きます」と。


家政婦として働いていた祖母はその雇い主に代わり、たまに孤児院にお使いに行っていたようでその場に立ち会う事に。



無言で出ていく母親と弟を見送る女の子に

「大丈夫!うちにおいで」と声をかけ、

その夜から女の子は母の妹になりました。


裕福でもないのに。

3人の我が子がいるのに。


今のように里親に支援がある訳でもなく

養子だ、里子だと法的にどうこうと言う事もなく

ただ一緒に笑い、食べ、眠り

「家族」になって暮らすだけ。





瓦礫から救い出された命の幸せを祈りながら

懐かしい祖母、なかなか会えない叔母の事を思い出しました。