年明け早々に亡くなったご近所のおばあちゃん。
不安気に介護の話をされたのが最後でした。
もう少し、ゆっくりお話しできたら良かったな。
穏やかで知的で、誰にでも親切な方でした。
コロナ禍だからなのか、親しくされていた方達にも葬儀のお知らせもなく。
初七日、四十九日…誰もご自宅を訪ねていらしてないようです。
「お仏壇があるのにね」
「お花だけでもお供えできたら良いのにね」と親しくされていたご近所さん達が主人無き家を見上げて話させれています。
2人いる息子さん。
海外にいらっしゃる方は帰国されず。
車で5分ぐらいの所に暮らされている息子さんも疎遠で警察からの連絡で仕方なく動くと言った様子だったと。
悲しい話。
家族は難しいですよね。
外からは分からない事、見えない事情があるのでしょう。
他人が口を挟む事ではありません。
ただ大切にされていた古い家、定期的に庭師さんを入れていた庭を見ると「淋しい」く思うんです。
子供がいない私達夫婦。
(今更、この現状を嘆いた所でどうしようもない事です…)
子供が居たら安心して暮らせたのでしょうか。
理想的な家族が築けたのでしょうか。
そんな事を思いながら、お香典袋を片付けました。
大好きな方でした。
何度も何度でも祈ります。
どうぞ安らかに。。。