大手のハウスメーカーで注文住宅を建てた我が家。
15年を過ぎました。
今だから思う事です。
根本的な話になりますが…家が必要だったか?と。
家を建てようと思ったのは
●夫婦2人、定年まで社宅を転転とする事に不安があったこと。
●私の実家近くに売り地が出た事
●土地を買った翌年、地元に転勤が決まった事
そして1番は私のわがまま。
子供もいない。
目に見えるものを何にも手にしていない自分が虚しくて不憫に思えて。
対外的に見て「幸せ」の象徴が欲しいと思った事。
今、年数が経ち冷静になってみると
定年後、現金で利便性の高い場所にマンションを買った方が良かったかもと思ったりします。
夫は
大荷物を抱えての2、3年おきの転勤は大変だったし、何より私の実家から徒歩2、3分の場所に家を構えた事で両親に安心してもらえて良かったと言ってくれました。
父の入退院時期にも付き添えた事も良かったと。
家は何千万もする大きな大きな買い物。
普通のサラリーマンなら一生に一回の買い物。
慎重に慎重に考えなきゃダメですよね。
今更ながらの反省です。
でも、まぁー
どちらを選択しても「たら」や「れば」が付きまとうことだと思いますが。
家自体にも失敗だったかなーと思う事も。
例えば老後を考えると
●道路からの入り口をスロープにしておけば良かった→車椅子や杖での生活を考えて
●平家、もしくは一階に予備室を設けておけば良かった→階段の上り下りに不安を感じる年齢になっても自宅で暮らし為
●庭が要らないかった→庭木に手入れができなくなる
元気な30代で建てると、こうした失敗もあるかなと思います。
体の老いを自覚出来る年齢なら、もっといろいろ考えたのに、、、残念。
老後が見えてきた今。
住居のリフォームか、住み替えか。
考える事はたくさんあります。