ここ最近の株式や外国為替、債券といった市場

の動向は、波乱という言葉がぴったり当てはまる

と言えます。


この状況はボラティリティーが高いと言います。

簡単に言うと、相場の上下の触れ幅が大きいと

いうことです。


こういう状況は、ある意味収益を得るチャンスだ

と言えますが、一歩間違えると逆に損をし易い

とも言えます。


各市場が、なぜこんな状況になったか・・・


いろんな人がいろいろ語っていますが、一言で

言えば、


市場参加者が冷静になった


からだと私は思っています。


政権交代に伴う大胆な政策転換への期待感から、

デフレ脱却という思惑に向って株高、円安の方向性

が固まった感と、株を持たざるリスクが醸成され、

ある意味思惑通りに事が運んでいたかに見えました。


マスコミも景気回復していることを強調した基調

の報道を優先していて、さも政策は確実に効果を

挙げているような印象を国民に与えるような意図が

ありありとしていました。


個人的はこれは「ゼロ番の矢」だと思っています。

つまり政策的に報道を利用したということです。

そのご褒美が子供の日の受賞だと・・・


ところが、大胆な政策の副作用である円安による

輸入品の物価上昇の方が、給与や賞与が上がる

よりも先に現実のものとなってしまったのです。


そうなれば利益確定に動く向きが出てくるのも当然

ですし、買い先行の投資家も無理をしてまで買おう

とはしなくなります。


これでは困るので、年金資金を活用する等の対応

策を講じているようですが、いたずらに買い上げる

と売りたい向きに絶好の売り場を提供してしまうだけ

のような気がします。


今の市場を語るならば、こんな感じだと思います。


ずっと相場動向を見ていることが出来ないならば

参加しない方が懸命だと思います。


景気回復が自分で実感できるまでは、強気ではなく

慎重さを維持すべきです。