「お兄ちゃんのアルバムは
ポケットアルバムで可愛くしてあるから大丈夫」
画像はイメージです
アルバム作り教室に通い始めだしたころ
そう言っていたSさんは
まったく手つかずだった
妹ちゃんのアルバムを作ることにしました。
作って帰るたびに
「可愛いね~♪」
「ママありがと♪」
そんな会話をして見返していたママと妹ちゃん。
お兄ちゃんのアルバムはあるからね。
ママはそう思っていたけれど
パパとお風呂に入っていたときに
お兄ちゃんが言っていたんだって。
「ぼくのアルバムは本みたいになってないんやなぁ。」
「妹のアルバム、可愛いなぁ」って。
お風呂から出てきたパパが
「あいつ、絶対、自分のが欲しいんやで」
とママに報告してくるぐらいに。
「まさか息子がそんな風に思っているなんて
考えもしなかったぁTT」
ママは少しショックだったのです。
だって
<お兄ちゃんのアルバムは
ポケットアルバムで可愛く作ってあるんだから>
もしかしたらお兄ちゃんは
妹ちゃんがママとアルバムを
一緒に見て
一緒に思い出話をすることが
うらやましかったのかもしれない。
自分が小さかったころから
いまも自分が愛されていることを実感できる
アルバムという存在
ポケットアルバムから
少しだけ写真をぬいて
ママはお兄ちゃんのために
お兄ちゃんのためのアルバムを作ることにしました。
そこには小さかったあなたがいました。
若かったパパとママ
元気なじぃじとばぁばがいました。
絵本のように開いて
ママの言葉でつづられたアルバム。
お兄ちゃんの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。
一緒にアルバムを開いて
一緒に思い出話しようね。
写真を整理して残すことが
アルバム作りの目的ではないのかもしれない。
いまを勇気づけるために
これから生きていく力をためるために
アルバム作りのご相談
いつでも気軽におよせください。
【fun☆バースデーきっちぃー】
和歌山・海南・岩出・紀ノ川・ふじと台・有田からも通ってきていただいてます。
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