こんにちは。未来です。
ついこの間、車を運転していてパニック発作を起こしかけました
きゅぅぅ~という腹痛がきて、血の気が引いてヤバかったです。
道が渋滞していて、信号も進まないし後にも先にも動けなくなったとき。
トイレに駆け込みたくなっちゃったんですね。
約束の時間に間に合わない!家に戻りたい!ていうかもう行けないかも・・
と焦りながら、深呼吸して気持ちが落ち着くように努めました。
しばらくして大丈夫になってきて、無事に約束通りにその場所へ行くことができました。
始まりは何年も前
うつを発症する何年も前から、年に1回程度の頻度でこうしたことが起こりました。
その当時はこれが「パニック発作」だなんて思いもしなくて。
腹部への激痛と過呼吸で、救急車のお世話になってました。
診断は「急性腸炎かなあ?」
検査しても異常は見られず、痛みは1~2時間くらいで治まっていたと思います。
次の日にはピンピンしているので、「いったいあれは何だったんだろう?」と不思議だったんです。
救急では、「次の日に内科を受診してくださいね」と言われていて、ちゃんと行きました。
でも、特に異常はないのでただ整腸剤をもらって帰されるだけ。
そう、救急センターでも、内科のクリニックでも、まったくなんのアドバイスもなかったんです!
シュリンク
精神科を舞台にしたコミックで、「シュリンク」という作品があります。
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パニックを起こした患者へ、医師が話しかけます。
「迷走神経反射ですね。」
「迷走・・・?」
「強いストレスやショックを受けたときに起こる一種のパニック発作です。」
「脳が危険信号を出して、一瞬血圧が下がりしびれや過呼吸の症状が出ることがあるんですよ。
何か疲れとか、ストレスがあったのかな?」
これですよ!
私が聞きたかった言葉は!
その当時の私にこうした言葉をかけてくれる医療者はいなかった。
発作を落ち着かせるには
精神科医が、患者に語り掛けます。
「動悸やパニックが起きそうだなと思ったら、
7秒間息を止めてみてください。」
「一時的に呼吸を止めることで、
体内の二酸化炭素の濃度が高まり
過呼吸などの発作が早く落ち着きます。」
・・・・そうだったんだ!
早く教えてよ、それ。
それで治まるんなら、私はその後何回も救急車に乗らなくて済んだのに。
何も知らなかった私に
その当時に戻って教えてあげたい!
苦しくても、そんなにハアハア呼吸を乱してはダメ!余計にひどくなるから。
深呼吸をして。落ち着いて。
しばらくすれば治まるから救急車は呼ばなくていいよ。
疲れやストレスが溜まっている証拠だから、生活を見直して。
私は、当時仕事が楽しくてやればやるほど達成感を感じていました。
身体の声に耳を傾けることなくきてしまっていたのです。
「シュリンク」に出てくるヨワイ先生にその当時、会いたかったな。
医者は、薬を処方することだけを仕事にするのではなく、本当に必要なアドバイスをくれる存在であってほしいものです。