一番自己肯定感が高い人って誰でしょう?

 

それは「赤ちゃん」!!

 

赤ちゃんは、自分は愛されて当たり前の存在だと思って、周囲の人に泣いて「あれしろ、これしろ」と訴えますよね。

 

「もう死にたい・・」なんて思っている赤ちゃんは一人もいません。

 

うつという状態は、生きている中で二次的に生まれたもの。

 

自分で思い込みを深めて、嫌な気分をこじらせていったその先に表れた症状としてうつがあるのだと思うのです。

 

つまり、自分のうつは自分で作りだしていったもの。

 

 

自分のうつは自分で治せる

うつ病になるのは、ある程度知的能力が高い人。という説があります。

 

イヤなことを考え続けるのも、頭を働かせて想像したり、考えたりしている状態。

 

「生きる」こと以外のムダなことを考える能力が高い、ということなんですね。

(なんかしょうもない能力・・・)

 

どうやって生き延びるかは原始脳と言われる部分が司っていて、そこよりも後から発達した大脳新皮質の働きが活発になってくると、「なんで?」「これはどうして?」と考え始めちゃうわけです。

 

なので、うつになれる人は、自分でその状態を作ったのだから自分でうつを治すこともできるわけです。

 

 

再発する人しない人

薬だけでうつを治した人は、再発しやすいと言われています。

 

うつを脳の病気として捉え、不足しているアドレナリンやセロトニンを補充するという部分だけを治しても、もともとの考え方が変わらなければまた同じことになってしまうでしょう。

 

なぜならまた次の壁にぶつかったときに、またあれこれと考え、自分のエネルギーを使い果たし、燃え尽きるという同じ工程をたどってしまうのです。

 

そうならないためにも、

 

「自分にはこういう考え方のくせがあって、

 

こういう風に乗り越えたらうまくいって、

 

こういう方法はうまくいかなかった」

 

という情報を蓄積していくことが役に立ちます。

 

 

トラウマ対策

イヤなことを考え続けるくせを治したい!と思ったら、

 

マイナス記憶を「良かったこと」を増やしてプラス記憶に塗り替えていく。

 

たとえば誰かに挨拶しても無視されたとしても、次に会った誰かと親密な話ができたら、気分も変わって「さっきの人は挨拶に気づかなかっただけだ」とマイナスは帳消しになります。

 

でも、子供の頃いじめ体験など大きなものはどんなに毎日の小さなプラス体験があっても帳消しにはなりません。

 

そんな時は自分の体験を生かして他者を助けることに転嫁する。

 

うつになった経験にもこれは言えるかもしれませんね。

 

今は具体的に自分になにができるのかは思い浮かびませんが。

 

子供のころのいじめ体験は、私はこうして克服することができました。

 

 

 

生まれてからいままでの、考え方の強固なくせは簡単には治らない。

 

でも、治せるのは他の誰でもない自分自身。