まだ情報が少ない時代 

家族と心が通じ合わない日々に

疑問ばかりが増えていた

なぜ?なぜ?


図書館や本屋に通い続けて数年 

初めて「カサンドラ」の文字を見た日 

涙ではなく 

ほっとした感覚が込み上げた  


一時間かけて行ったあの大きな本屋 

静まり返ったひんやりとした地下1階 

私の目の高さにあった偶然の一冊 

気づけば立ったまま読み続けていた