初めて

『カサンドラ』という言葉を知ってからも
さらに苦しみは膨れていった


相手の特性は生まれつきであり
治るものではない

人の気持ちを理解できない

そう知った時は愕然とした


これからどうしたらいいんだろう
私はもう幸せにはなれない
そういうことなのか


『カサンドラ』という言葉を知って
苦しみの答えは見つかった

でも同時に
人としての思いを期待してはいけないと知った


期待してはいけない
責めてはいけない

長い葛藤の始まりになった


期待してはいけないと思っても

人は心のどこかで
期待してしまう

せめて…せめて…と


「私の苦しみの意味は分からなくてもいい

 でもせめて…せめて…

 私が何かに苦しんでいることだけでいいから

 わかってほしい」と