なぜ自信に満ちて生きている。

無学な自身のその腐った脳みそから。

いったいどんな汚物を吐き出そうってんだ?


須らく人は、ある種の自尊心なくしては生きていけない。

それに異論はない。


ではなぜ識者が自ら命を絶つのだと思う?

きっとおまえにはわからない。


それは2次元に住まう住人が3次元を理解出来ないように。

その存在すら認識できない。

見ることさえ適わない。

それに比べて動物は賢い。

自分より強いと悟った動物に無謀な戦いは挑まない。


だから、もう勘弁してくれ。

おまえらに一から十まで教えてやる義理も道理もない。

いい加減異次元の人だと認識してくれ。


無知の知からやり直してきてくれ。

もう疲れたよ。

漂流者


広大な海原で舵を取る


行き先は無い



無いことが漂流者


見渡す限りの海原で


孤独に舵を取る



気ままに行けばいい


地平線の先まで


舵を取れ


漂流者たち



流れ着く港では


見たことも無いような


煌びやかな物


美しき崇高な人々との


出会いが待っている



悩むことはない


思うがまま舵を取れ



懸命に漕ぐ先には



きっと待ってる



希望が

霊長類ヒト科ヒト


街を歩く二本足の奇妙な動物



欲望をひた隠し


気高く知性と理性を身に纏い


日々を消費する



欲望と自尊心の葛藤に苦しみ


後悔と悔恨の念で自我を押しつぶされ


周りの美しき物に目を瞑る



僕はそんな奇妙な生き物の中のひとり


いつもそうやって暮らしてる


成否とヒトが作り上げた善悪という名の枠を外れないよう


欲望をひた隠す



壊れ行く真


見失う情熱


ヒトはみな辛苦の果てで自分の過ちに気付く



そうそれはこの世から去る時



そうそれは夢の終わり

優しいね


優しさは強さだから



君はそう言った



違うよ


君は間違ってる



僕は強いわけじゃない



僕の心は


孤独を畏怖する心と自尊心だけで


出来てるんだ



僕は強くなんかない

どうして


ねえどうして



神様お願い


あの頃に戻して


楽しいだけだったあの頃に



いくら神に祈っても


叶わないってわかってる



でも


わかっていても仰いでしまうんだ


天を



祈ってしまうんだ


神に



許されるなら


この儚い世界から


この哀しい世界から



逃げ出したいんだ

飛べない鳥


鳥篭に入れられ


飛び方を忘れてしまった鳥たち



この世はそんな鳥たちで造られている



鳥篭


昔はもっと大きな鳥篭だった


飛ぶことがかなうほどには高く大きく



いつの間にか鳥たちは


規制と法いう名の小さな鳥篭に押し込められて


飛び方を忘れていった


自分が鳥であったことさえも忘れていった



立派な翼があるのに


捥がれてしまったんだ


心が



忘れたくない飛び方を


折られたくない俺の翼を


早く飛び出さなきゃ


この小さな鳥篭から



いつか飛び方を忘れてしまうよ


いつか鳥だった事すら忘れてしまうよ



いつかこの翼も捥がれてしまうよ

君に借りたハンカチ


映画で涙した僕を拭ってくれたハンカチ


借りたまま今もクローゼットの奥で眠ってる



返し忘れた君のハンカチ


微かに君の温もりが香る



その温もりはいずれなくなる


ハンカチから消えていく君の温もり


君との記憶



僕は失われる君の温もりと共に


ハンカチの温もりとともに



君と歩んだ日々を忘れてしまうのだろう



君との思い出を忘れてしまうのだろう

あの日見つけた宝物


野原で見つけた宝物


不思議な果実



喜び勇んで握り締め


秘密基地へと一刻を急く



この果実は何だろう


いったい何の果実だろう



まるで何かの卵のような


まるで悪魔の子供を包んでいるような


不思議な果実



何重にも殻に覆われて


その悪魔が殻を破るその瞬間まで


包み続けているような



思いは天を馳せ



僕は無意識に覆う果実の殻を


一枚一枚剥いでいた


キャベツのように幾枚も幾枚も



悪魔が出てくることに期待を膨らませ


一枚一枚剥いでいく



・・・・・・最期の一枚


何もない


驚くほどに何もない



失望と落胆とが入り混じる


複雑な心境で、言葉が出ない



何だこんなもんか



今あの思い出の夢から眼を覚ます


あのどうしようもない失意に包まれ目を覚ます



僕は思わず声を上げた



なんだ、あの頃と一緒じゃないか


大人になった今だって


僕は失意と絶望に身を包んでいる

桜色


一面に広がる桜色


広大な台地に根を下ろし


視界を桜色に埋め尽くす



芝桜


君と見た景色


今もこの眼に焼きついて


眼を閉じるとそこは一面桜色



桜色


今の僕は桜色


ようやく眼を閉じて


思い出に心浸せるようになったよ



桜色


眼を閉じればそこは一面芝桜


思い出の色


桜色

この瞬間に幾人産まれたんだろう


この瞬間に幾人息絶えたのだろう


この瞬間に幾人命を絶ったのだろう



俺がブログをつけているこの瞬間に


人々は何を想ってるんだろう



こんな刹那にこの世の掟は


常に執行されている


そんな鎖から放たれたくて


自由になりたくて


もがいてる



この世に救いなんてなくて


真実の自由なんてなくて


それでも狂ったこの世界でも


鉄鎖を食いちぎるために牙を磨くんだ



噛み千切りたくて


噛み千切れそうで


無理だとほんとはわかってる



でも、諦めたくなくて


諦められなくて


もがいてる



刹那でいい


この忌々しい鎖を解いてくれ