医療過誤認める | 泣き虫パパ日記〜脳性麻痺の娘と向き合う〜

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こんにちは。医療事故により重症仮死状態で娘が産まれました。低酸素性虚血性脳症で脳の大部分が死滅し、口からご飯も食べれず寝たきりで泣いたり笑ったりもできません。そんな娘との生活の中でパパとして僕が感じたこと、思ったことを書きます。よろしくお願いします(╹◡╹)

いつもブログを読んでいただきありがとうございますぼけー
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久しぶりのブログの更新になってしまいました。

皆さま今年もよろしくお願いしますぼけー



りっちゃんはお陰様で元気で穏やかに過ごしています⤴︎



最近、なんとなく追視ができるようになってきた?気がしますひらめき電球



カエルカエルカエル


いつもりっちゃんと泣き虫パパを応援してくださる皆さまにご報告があります。



ブログでは言っていませんでしたが、去年の11月に娘の分娩をとりおこなった医療機関が医療過誤(医療ミス)を正式に認めました。



この記事では詳しい経緯は割愛させていただきますが、3回目の病院側との説明会で病院側の医療安全課が過失を認める形となりました。

 


ちなみに1回目と2回目の病院側の回答では病理検査、第三者機関の調査の結果、医療過誤はなく娘が低酸素脳症で生まれた原因は不明とのことでした。


しかし、右往曲折あって3回目の説明会のときにあっさり過失を認めました。



病院側が過失を認めるまでに約1年、、、



長かった、、



なぜ1回目、2回目の説明会で素直に過失を認めへんかったんやろ?



過失があったことを隠蔽してそのまま上手いこと切り抜けられたらいいなぁ〜とでも思ってたんかなぁ?



病院側が過失を隠蔽してたかどうかは証拠がないので事実はどうかわからないけど、僕個人の見解としては隠蔽されてる雰囲気を強く感じていました。






病院側はもちろん謝罪してきました。
(「すみませんでした」では済まされへん)

今さら謝罪されたところで全く気分が晴れるわけがないし、そんな人たちからされる謝罪ほど無意味なものはありません。




病院側が過失を認めたときははらわたが煮え繰り返る思いでしたが、ずっとドクターや助産師、看護師個人に恨み憎しみを持ってこれから生きていくのもストレスで癪に触るし、何より娘が怒りや憎しみを持って生きることは無意味だということを教えてくれました。


病院に対しては許す許さないという感情もなく、今は驚くほど無感情です。



ただ社会的責任はきっちり取ってもらいます。







人はミスをする生き物だと思います。僕もミスをします。

みんな狙ってわざとミスをしているわけではありません。極限状態に置かれればパニクってミスをすることもあるでしょう。


ミスされることは腹が立つし、謝って済まされないこともりますが僕はもう人のミスばかりは仕方のないことだと思っています。嫁さんもまたそう思っている1人です。



そのミスを反省、改善することでその人の成長や物事が良い方向へ発展、進歩することもあります。



しかし、


僕が許せないことはそのミスを隠して無かったことにして、全く反省も改善もされないこと。




人は悪いことをしたら隠してもバレます。運良くバレなくても因果応報で必ず何らかの形で自分自身に返ってくると僕は思います。





本当は病院名を晒してやりたい気持ちもありますが、その病院を信用して今現在も入院されている妊婦さんや病気の患者さんがおられますので、それはやめておきます。

おそらく今病院側は入院されている患者さんには医療ミスがあっとことを伏せておられると思います。





娘はたった1〜2時間の間ですが、その時に必ずされるべきだった医療処置を一切されず放置され一生寝たきりになりました。



病院側は今回のことを真摯に受け止めてもう二度とこんなしょーもないミスで患者さんが歩むべきだった人生を奪ってほしくないし、その患者本人さんと家族の方々に悲しい思いを二度とさせないことを強く願っています。





病院側が医療過誤を認めるまでの詳しい経緯は少し込み入った内容になるので、またアメンバー限定記事で書かせていただきたいと考えています。



今回病院側が過失を認めたのは娘が頑張って苦しい状況下の中生き抜いて脳の検査結果をしっかり残してくれたからこそだと思います。
もし死産だったら完全に闇に葬られていたと思います。

娘は偉大な存在です。


りっちゃん偉い!ありがとう。ナデナデぼけー