Hugme. -5ページ目

Hugme.

twitterでいただいたお題でショートストーリーを書いています。
全て私の趣味丸出しなので、苦手な方はUターンで。




この夜空。

今、君も見ているのかな。

君の瞳で見る東京の街は、どんなふうに見えるのだろう。

輝いてる?

それとも、汚れて見える?





君に出会ったあの日。

君が、私の手を引いてくれたあの日。

私は今まで見たこともないくらい綺麗な瞳に思わず見とれた。

純粋で、汚れを知らない、子犬のような瞳。


「ぼくがきみを守るから。そばにいるから。だから、大丈夫。」


その、何もかも解っているかのような優しい言葉に安心して、

涙が出た。

そして、この人について行こうと思った。



あの頃の私は、騙すことに慣れて、騙されることを知らなかった。

心のない、冷たい嘘。

それでもまだ忘れられないのは、、

君の瞳が嘘とは思えないほど綺麗だったからだと思う。





次に会うときにはもう、君は私のことなんて覚えていないでしょう。

そしたら私も知らないフリをするの。

一度だけでもいいから、君とまた甘い夜を過ごすため。

お決まりのシナリオでいい。








・・・君が好きなの。