2021年3月:
子宮頸がんステージ4Aの告知
扁平上皮がん
膣、膀胱壁に浸潤
骨盤リンパ節に転移
2021年4〜5月:
化学療法(シスプラチン)
放射線療法(小線源療法 含む)
2021年4〜2023年3月:
治験(免疫療法・キイトルーダ or プラセボ)
2021年8月:
寛解
現在、経過観察中
2021年の備忘録
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皆さん、「むずむず脚症候群」って、ご存知ですか?
またの名を、レストレスレッグス症候群。
横になったり、じっと座ったりしている時に、下肢にムズムズとした不快感が生じる病気です。
3年前の、2020年晩秋。
不正出血が続き、がんの疑いを持ち始めた頃に、この症状が現れました。
就寝しようとベッドに横になると、両足の太ももがムズムズ。
夜中にトイレに起きて、再び寝ようとすると、またまた太ももがムズムズ。
毎晩毎晩、こんな感じ。
部位、感じ方、強さ等は人それぞれのようですが、私の場合は、
・夜、ベッドに横になっている時に起こる。
・両方の太ももがムズムズ痺れるような感覚。
・痛みはなし。
・眠りの妨げになるほどではない。
といった症状でした。
ところで、
便宜上、「ムズムズする」としていますが、
この何とも言えない感覚を言葉にするのはとても難しく、、、
実際のところ、「ムズムズ」では、ちょっとしっくり来ないんですよねぇ。
私の感じ方では、軽く電気が走ったように、ビリビリピリピリ。
ゾワゾワと繊細に小刻みに痺れるような感じというか。
でも、こう頑張って表現を絞り出してみても、ドンピシャでなく、いまいち違う。
とにかく、不思議で妙な感覚なんです。
「脚の中で、虫や蛇が這っているみたい。」
と、言い表す人もいます。
がんの検査、告知、治療。
その期間中ずっと、「何だろう?」と思いつつも放っておいた、この症状。
がん治療が終わり、気持ちも落ち着いてきた頃、
雑談がてら、ファミリードクターに相談してみたら、「むずむず脚症候群では?」との可能性を示唆されました。
ようやく、謎だったムズムズの正体が掴めて、ひとまず安心。
とはいえ、
前回の「閃輝暗点」同様、「むずむず脚症候群」なんて聞いたことなかったので、即、ネットで検索を。
色々なサイトを見ていくうちに、
放送作家の野々村友紀子さんのブログに辿り着きました。
むずむず脚さんたちから寄せられた多くの体験談。大変参考になりました。
むずむず脚症候群は、鉄分不足が原因の一つとされています。
野々村さんブログでも、「鉄分を摂ることが一番効果があった」との声が多数。
実際、私も、ちょっと良くなればいいな程度の軽い気持ちで、処方してもらった鉄剤を3ヶ月間摂取してみました。
すると、絶大な効き目が!
摂り始めて少し経ってから、就寝時の太ももの不快感が気にならなくなりました。
多少のムズムズ感はあったとは思うのですが(忘れた)、
意識しないで済むくらいまで、症状が大きく軽減されました。
ちなみに、現在。
2022年から治っていたムズムズ度合いが、1ヶ月前くらいから、以前のように強くなってきました。
とりあえず、鉄分サプリを再開して、様子を見ています。
それと、治療中に断っていたコーヒーを、また大量に飲む生活に戻ってしまったので、少々控えめに。。。
(コーヒーのタンニンが鉄分の吸収を阻害)
私のむずむず脚症候群。
どうも、完治は難しそうな予感。
この病気とは、この先もうまく付き合っていかないと、と思っています。
初めましてのご挨拶