2021年3月:
子宮頸がんステージ4Aの告知
扁平上皮がん
膣、膀胱壁に浸潤
骨盤リンパ節に転移
2021年4〜5月:
化学療法(シスプラチン)
放射線療法(小線源療法 含む)
2021年4〜2023年3月:
治験(免疫療法・キイトルーダ or プラセボ)
2021年8月:
寛解
現在、経過観察中
2021年の備忘録
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前回からの続きです
抗がん剤治療と聞いて、まず最初に思い浮かべたのは、
「髪の毛が抜けてしまう」
ということでした。
脱毛は必至と思い込んでいたので、
いざとなったなった時に慌てないように、
抗がん剤の種類が決まる前から、早々にウィッグ(+眉毛ティント)を購入しました。
楽天でゲット
検査後しばらくして、抗がん剤は「シスプラチン」と決定。
主治医からは、「シスプラチンは脱毛しませんよ。」と、3回ほどキッパリと言われていました。
なので、一応、安心はしていたのですが、
よせばいいのに、
ふとした時に、抗がん剤の脱毛に関して、ついつい検索をしてしまったりして。
シスプラチンの脱毛の程度は、
・軽度
・3.6%
・5〜20%
・25.7%
と、サイトによって、数値がいろいろ。
「25.7%の脱毛」となると、かなりスカスカになってしまいそうです。
とても不安になりました。
「やっぱり、ウィッグ買っといて正解だった」と、しみじみ思ったり。
ですが。
幸い、単なる取り越し苦労で済み、私の場合、脱毛はしませんでした。
私は50歳を過ぎた頃から抜け毛が酷くなり、
洗髪する時に、自分でもドン引きするぐらい、ドバッと抜けてしまっていました。
なので、ひょっとしたら、元々抜け毛が多かったせいで、シスプラチンの影響に気がつかなかっただけかもしれません。
(まぁ判断が難しいところではありますが、、、。)
ちなみに、昨日、シャンプーの時の抜け毛を数えてみました(笑)
すすぎの時点で、36本。
トリートメント後の抜け毛を加えたら、50本近くになりそうです。
うっすらとした記憶では、治療中、これと同じくらいの量が抜けていたような気がします。
ま、いずれにせよ、
抗がん剤治療期間中も、見た目に変化はなく、髪が薄くなった感覚もまったくありませんでした。
髪の毛に関して、治療中に気をつけていたことは、ヘアカラーです。
がん発覚までは、3週間に一度くらいの割合で、白髪染めのリタッチをしていました。
"カラー剤に使用されている化学物質には発がん性がある" とは、よく言われています。
以前は見栄え重視で、そんな話は無視していましたが、
がん治療をきっかけに、美容院や市販のカラー剤は一切やめることに決めました。
治療中の約2ヶ月間、白いものがチラホラ目立ってきたら、白髪用ファンデーションでごまかしていました。
そして、治療が終わってからは、
ケミカルなカラー剤でなく、ヘナ(+インディゴ)を使い始めることに。
今では、ヘナ染めのYouTube動画がたくさんアップされています。
それらを参考にしながら、
なんか面倒くさそうと思いつつも、やり始めてみると、ドロドロ液を髪に塗りたくるのが、なかなか楽しくて。
2021年の治療後以来、現在も、ヘナ染めを続けています。
そういえば、先週、美容師さん(15年来の付き合い)から、
「前に比べて、髪の状態が良くなってきた。」と、言われました。
ケミカルなヘアカラーをやめたからかも、と、私は思ったのですが、、、。
実際のところ、どうなのでしょうね。。。
初めましてのご挨拶