●くるる(代理:本多正信)

9ヶ月以上も防御スキル考察をしていないことに気が付きました。

どうもくるるです」

 

●吉乃ちゃん(嫁)

「一応このブログは防御考察ブログですからね?!」

 

「ということで今日は本丸防御における、果心居士装い復刻吉乃の関係について調べてみようと思います」

 

 

 

 

「本丸陣形を構成する武将次第では1780%の模倣可能初期スキルを持つ果心さんと、これまた構成する武将次第では最大指揮兵数25,000を超える装い復刻の吉乃ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 防御部隊の基礎的な話

「この時期くらいは初心者の人に向けた書き方を意識しないと、どんどん書くことが専門的で難しくなってしまうので、一旦防御についての基礎的な話をしたい」

 

「IXAをやってる人からも書いてることが難しいってたまに言われますもんね」

 

「すごくざっくり言うと

部隊の総防御力素の防御力スキル効果の積算で求められる。

つまり

強い防御部隊とは素の防御力が高くスキル効果が高い部隊

と言える」

 

 

部隊総防御力 = 素の防御力 × スキル効果

 

 

「他にも様々な要因はありますが、すごくざっくり言うとそうなりますね」

 

「さらに素の防御力についてさらに細かく分解していく

指揮兵数兵士防御力武将防御力が関係してくる」

 

■素の防御力の計算式と関係のある武将

 

 

素の防御力 = 指揮兵数 × 兵士防御力 + 武将防御力

 

 

「指揮兵数については例えば宇喜多直家さんなんかは、本丸防御陣形を構成する20名の中で最も指揮兵数が高い武将と同数になる初期スキルを持つため、指揮兵数の部分に大きく貢献する武将なわけですね」

 

 

 

 

「あるいは武将防御力についていえば柳生石舟斎さんとかは部隊長に配置した場合、部隊内全員の武将防御力を2.5倍にする初期スキルを持っているため、武将防御力の部分に大きく貢献する武将と言えるだろう」

 

 

 

 

「あとはシンプルに指揮兵数や武将防御力が多い武将も素の防御力の上昇に貢献したりします。

スキル追加ができないのに天傑武将が強いと言われる大きな理由は、素の防御力における3項目すべてに貢献するためですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

「素の防御力に大きく関係する武将というのはかなり特殊で、ほとんどの武将はスキル効果の方がより大きく部隊火力に関係する。

まあ単純に初期スキルが強い武将という意味だね」

 

 

 

 

「例外もあるんだけれど、初心者向けにざっくり言うと『模倣を軸にした部隊で使われる武将』と『模倣を軸にしない部隊で使われる武将』に分けることができるだろう」

 

「まぁ追加倍枠スキルの極限枠に模倣スキル付けたりするのでこの分け方はかなり曖昧なんですが、今の環境では模倣元となるスキルが非常に強力ですから『模倣部隊』と『非模倣部隊』という分け方をしました」

 

「もちろん上で出した武将以外にも有能な武将はたくさんいるので、あくまでも一例としてとらえてほしい。

これらの武将を組み合わせて

素防を上げつつスキルも上げた部隊を組むと強い部隊になるわけだ」

 

「とはいえ同じ部隊で組むには相性の悪い武将も存在する。

例えば素防を上げる柳生石舟斎さんとスキル効果を上げる毛利元就さん。

どちらも非常に優秀な武将なんだけれど、柳生さんはステ振りをできるだけ防御に振りたい武将である一方、毛利さんは発動率60%の初期スキルを確実に発動させなければいけないのでステ振りは兵法に振りたい」

 

 

 

 

 

「一緒に使うと間違いなく強いんですが、ソロ防御とかだと少し扱いづらい組み合わせにはなりますよね」

 

「素防とスキルに気を配りつつ、武将同士の相性も考えながら組まないといけないわけだ。

ということで本題に入ろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 果心居士と吉乃と佐々木ユキ

「かなり無理矢理組んでみた陣形なんだけど、こんな本丸陣形があったとしよう。

編成コストは4.5コストの空きがあり、あと1武将が埋まっていない。

ではこの果心部隊には誰を入れるのが最適だろうか?

 

 

 

 

「素防を上げるという話でいうならタイトルにも書いている装い復刻の吉乃がいいんじゃないでしょうか?」

 

「確かに装い復刻の吉乃ちゃんは低コス武将なのに最大指揮兵数が陣形内で最大となる特殊スキルを持っていて、模倣スキルで固めればスキル効果の高い果心の恩恵を最大限受けられるように思える」

 

 

 

 

「違うんですか?」

 

「果心の初期スキルが4.5コスト以上の武将数を参照するため、2コストの吉乃を入れてしまうと模倣元の火力が下がってしまうんだよね」

 

 

 

 

「今回の本丸だと4.5コストも空きがあるので、他の武将も選択肢にはいるわけですね」

 

「ってなると、4.5コストで初期スキルが模倣スキルである佐々木ユキさんなんかも候補に入ってくるよね」

 

 

 

 

「簡単にこの二人の違いをまとめるとこうですね」

 

 

 

 

「このうちZの部隊内模倣数に関しては全部Bマネでも全部SSSマネでも優位な違いが出なかったので、今回の検証では通常枠を1.25マネ、極限枠を1.2マネ(果心は1.0マネ)で計算することにする。

なのでZ=15.6で計算する

 

 

 

 

「となると後は最大指揮兵数妖魅魔眼の火力変動する数値ということですね」

 

「なのでそれぞれを縦軸と横軸に取り、

ユキの場合の部隊火力 - 吉乃の場合の部隊火力

を計算してみた。

この結果がプラスの値ならユキマイナスの値なら吉乃を採用した方がいいということになる」

 

 

 

 

「実際に計算してみた結果がこちらです。

単位は万なので、姫傑・天傑を持っていなければユキを採用した方が1500~3000万ほど火力が高くなりますね。

つまり装い復刻吉乃を採用するには指揮兵数を最低でも12000くらいにする必要があるんですね」

 

 

 

 

本来は吉乃のスキルって非常に優秀でユキと比較してもほぼすべての模倣元スキルにおいて吉乃が優勢になるんだけど、果心さんのような吉乃にすると火力が下がるスキルを模倣元にすると相当な指揮兵数がないとユキが優勢になるみたいだね」

 

「思った以上にユキが優勢でしたね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあだ、『4.5コスの3マネ武将はいても4マネ武将なんていないよ!』って人も中にはいるだろう。

なので次は、吉乃 vs 4.5コス3マネ武将を比較してみる」

 

 

 

 

「スキル構成や指揮兵数はそのままで、単純にユキさんの初期スキルがなくなったようなイメージですね」

 

「この場合どうなるかを計算してみた結果がこれだ」

 

 

 

 

「うーんさっきよりは装い復刻吉乃を採用したほうが優勢なパターンが増えましたね」

 

「ただそもそも指揮兵数8250って本丸に組み込む武将だとかなり指揮兵数多い方なので、そう考えると本丸構成次第では吉乃よりも4.5コス3マネを採用した方がいいって人も多そうだね」

 

「指揮兵数とスキル効果の関係って複雑ですね……」

 

「なので特に防御の部隊を作る時は自分の手持ちと相談しながら、ちゃんと計算して作った方がいいですよという話でした。

そんなに中身のある話ではなかったけど刷新までの暇つぶしになれば幸いです。

ということで今日はこの辺で!おつした!」

 

「お疲れ様でした」

 

 

 

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