今年の4月25日に2号という名の地域猫が亡くなった話を書きました。
2号と同じ時期にうちの庭にやってきたのが1号でした。
1号の方を先に捕獲し、去勢手術を受けさせました。
2021年8月20日のことでした。
2号が亡くなったとき、1号は3日間姿を見せませんでした。
いなくなった2号を探しているのかな、と思っていました。
あきらめたのか、4日目に庭に帰ってきました。
それから数ヶ月、今日の午後1時半頃に、1号が天に召されました。
昨日の夕方、庭の植え込みにうずくまっている1号を見つけ、保護しました。
彼は2日間ごはんの時間に来ませんでした。
抱きかかえると、腹水がものすごく溜まっている感じだったので、すぐに獣医にみせました。
溜まっていたのは腹水ではなく、尿でした。
彼は尿管結石を患っており、数日前に石が尿管を塞いでしまい、尿毒症にかかってしまっていました。
カテーテルで血尿を全部出し、膀胱消毒してから帰宅しました。
表には出せないので、僕の書斎に小屋をつくって寝かせました。
昨晩はひとりにしたくなかったので、一晩中看病しました。
1時間おきに、痛いのか、寂しいのか、怖いのか、大きな声で鳴きました。
その度に抱きかかえ、優しく撫でてあげました。
そうすると落ち着いて眠ってくれました。
朝を迎え、呼吸が浅くなってきましたが、まだ彼はがんばっていました。
ですが、僕が仕事をしている午後1時半過ぎに見に行くと、心臓が止まっていました。
まだ温かく、眠っているみたいだったのに。
それから、全身を蒸しタオルで拭いてあげました。
出会ったときから美猫でしたが、亡くなっても美猫のままでした。
箱に寝かせてあげて、家内が買ってきたお花でいっぱいにしてあげました。
明日、荼毘に付します。
大好きだった2号に会えるよ。
一緒に遊んでね。
そして虹のふもとで待っていてね。
僕がそっちに行ったら、一緒にまた遊ぼう!
右上が2号、左下が1号
2023.12.21