今朝、約2年間世話してきた地域猫が亡くなりました。
半年くらい前から口内炎がひどくなり、自分で毛づくろいできないのでボロボロでした。
絶対に触らせてくれないので、洗うこともできませんでした。
亡くなったあと、家内と泣きながらシャンプーしてあげました。
ブラッシングしたら、ガチガチだった毛並みが柔らかくなりました。
身支度をして、さっき火葬されました。
2021年8月頃、彼はなんとなくうちの敷地に出入りするようになりました。
桜耳ではないので去勢前であることがわかったので、8月25日に去勢手術を受けさせました。
うちには既に先住猫がいましたので、家で飼うことはできず、庭にトイレを整備し、朝晩の食事の世話だけをしてきました。
おなじくうちに出入りする地域猫が3匹いましたが、いつまでも慣れずに体を触ることもできなかったのがこの子でした。
白サバ猫の男の子の次にうちで去勢手術をしたので、白サバ猫を1号、この子を2号と呼んでいました。
冬はとても寒く、場所的に風が通るので、毛布を敷いた小部屋をつくってあげました。
2匹はいつも、仲良く小部屋で寝ていました。
2号の口内炎がひどくなり、毛づくろいができなくなってから、異臭を放つようになってしまい、気の毒でしかたがありませんでした。
異臭のためか、他の猫から離れて暮らすようになったのも、本当にかわいそうでした。
何度も捕まえて洗ってあげようとしましたが、ダメでした。
普段はうちの敷地内から出ることがありませんでしたが、昨日は朝ごはんの時間になっても現れませんでした。
相当に弱っているのはわかっていたので大変心配したのですが、昼前頃にふらっと帰ってきたのを家内が見つけ、保護しました。
もうだいぶ弱っていて、抵抗することも無かったそうです。
うちの玄関に場所をつくり、ふかふかのベッドをつくって寝かせてあげました。
結局、一度も起き上がることなく、静かに朝方に息を引き取ったようです。
朝5時にふと目が覚めて様子を見に行った家内が呼ぶので行ってみたら冷たくなっていました。
このままではとてもかわいそうなので、前述のとおりお湯をたっぷり使ってシャンプーしてあげ、ブラッシングもしてあげたら、数年前の可愛かった頃の2号になりました。
箱に入れてあげ、お花を買ってきて入れてあげました。
それから、大好きだったフードも小箱に入れて口元に置きました。
もう、この子の鳴き声を聞くことができないんだ、と思ったら、ポロポロ涙が出ました。
全然なついてくれなかったけど、君のことが大好きでした。
ずっと痛かったのをがまんしてえらかったよ。
天国で、みんなと仲良く遊んでね。
そしていつか、僕もそっちに行くから、そのときは仲良くしてね。
さようなら。
2023.4.25